Windows PCの更新と、空間を扱うAIの開発基盤に動きがありました。Microsoftの9月29日付発表とAMDの9月28日付発表を取り上げます。この記事の公開・情報確認日は2026年9月30日(日本時間)です。
Windows 11 26H2、24H2・25H2の対象端末へ提供開始
Microsoftは9月29日、「Windows 11 2026 Update」(バージョン26H2)の提供開始を発表しました。24H2と25H2を実行する対象端末では、小さな「有効化パッケージ」で更新します。従来の月次更新で入った機能を有効にする仕組みで、同社はダウンロード量を抑え、1回の再起動で移行できると説明しています。Microsoftの提供開始発表
更新を早めに受け取りたい場合は「設定」から「Windows Update」を開き、最新の更新プログラムを利用可能になり次第取得する設定をオンにします。ただし配信は段階的です。互換性の問題がある端末には保護措置として配信を止める場合があるため、同じバージョンのPCでも一斉に表示されるとは限りません。更新方法と配信条件
Home・Proのサポート期間は24か月、Enterprise・Educationは36か月と案内されています。仕事やローカルAIに使うPCでは、普段のアプリや機器を確認できる時間を取って更新したいところです。Microsoftも組織向けには、対象を絞ってアプリ・端末・重要業務の動作を検証してから展開を広げるよう勧めています。今回の発表は、GPUドライバーや個別のAI実行ソフトの互換性を保証するものではありません。
AMD、World Labsを約82億ドルで買収する契約
AMDは9月28日、Fei-Fei Li氏が率いるWorld Labsを買収する最終契約を結んだと発表しました。取引額は約82億米ドルで、全額を株式で支払う予定です。完了は2026年末までを見込みますが、規制当局の承認などが条件となっています。発表時点で買収が完了したわけではありません。AMDの公式発表
World Labsは、テキスト・画像・動画から、操作できる3D環境を生成・再構成・シミュレーションする空間知能モデルや、ロボット学習に関わる技術を開発しています。買収完了後もチームはAIモデル研究を続け、Li氏はAMDのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフサイエンティストに就く予定です。研究領域と買収後の体制
AMDは、進化するモデルの要求を把握し、将来のハードウェア・ソフトウェア・システムの開発に反映する狙いを説明しています。AI基盤を追う読者には、半導体メーカーがモデル研究側との連携を深める動きとして注目できます。一方、この発表には新しいGPUの仕様・価格や、World Labsのモデルを家庭のPCで動かす条件はありません。ローカルAI用機材の購入判断へ直接結び付けるには、今後の具体的な製品情報が必要です。
実在製品の写真や実際のWindows画面ではありません。


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