2台のPCで、使い慣れたUSBキーボードとマウスを共有したい。そんな用途向けのエレコム「KM-A22BBK」が、Amazon.co.jpで税込2,430円、9%引きと表示されています。
ただし、価格より先に確認したい点があります。メーカーの対応表ではWindows 11は「非対応」です。Windows 11のPC用に探している方は、別の対応製品を選ぶほうがよいでしょう。エレコム公式のOS対応表で確認できます。
2,430円はポイントを引く前の価格
今回確認したのは、ブラックのKM-A22BBK、ASIN「B0029ULLRU」の新品です。Amazonの商品ページでは、税込2,430円、割引率9%、比較対象は「過去価格」2,661円と表示されていました。表示額の差は231円です。「過去価格」を普段の実売価格や過去最安値とみなすものではありません。
確認日時は2026年10月6日01:53(日本時間)。在庫あり、出荷元・販売元はいずれもAmazon.co.jpでした。この価格にクーポン適用やPrime会員限定の条件は表示されていません。ポイント還元を差し引いた価格ではなく、送料などを含む最終支払額は注文画面で確認してください。終了日時の明示は確認できませんでした。価格と在庫は変動します。価格の出典はAmazonの商品ページ(広告)です。
画面はそれぞれのPCで、操作するUSB機器を切り替える
KM-A22BBKは、2台のPCで1組のキーボードとマウスを切り替えて使うUSB切替器です。PC側の接続はUSB-A端子2本、機器側はUSB-A端子2ポート。USB 2.0/1.1に対応し、手元のスイッチで接続先を選びます。仕様はエレコム公式製品ページで照合しました。
たとえば、対応する2台のPCを同じ机に置き、各PCの画面を使いながら、入力機器だけを共用する場面に向いています。キーボードとマウスを2組置く必要がなくなる、というのが仕様から考えられる利点です。一方、HDMIやDisplayPortの映像端子はありません。1台の外部モニターも一緒に切り替えたい場合には、モニター側の入力切替など、別の仕組みが必要です。
2台を同時に操作するものでもありません。選んだPCへUSB機器を接続し直す方式なので、画面間をマウスポインターで自由に行き来する用途とは使い方が異なります。
OSと端子を確認してから選ぶ
公式対応表ではWindows 10は対応、Windows 11は非対応です。macOS 15などにも対応表示がありますが、製品ページのMac対応条件にはIntel Macの記載があります。すべてのMacやOSの組み合わせで使えると判断せず、PCの機種・OSとメーカーの条件を確認してください。
USB-C端子しかないPCにも注意が必要です。公式取扱説明書(PDF)では、変換アダプター、延長ケーブル、USBハブを経由した接続は保証対象外とされています。USB-C変換アダプターを追加すれば必ず使える、という前提では選べません。
メーカーは切替器自体のドライバーインストール不要と案内しています。ただし、接続する機器に専用ドライバーが必要な場合は、両方のPC側で準備が必要です。多機能キーボードやマウスへの対応もメーカーの説明であり、手持ちのすべての機器の動作を保証するものではありません。
机の配置と切り替えるタイミングも大切
公式仕様によると、PC接続ケーブルは1.2m、手元スイッチまでのケーブルは1.8mで、本体と一体です。購入前に本体を置く位置から各PCのUSB端子までの距離を測っておくと、配線後に長さが足りない事態を避けやすくなります。本体とスイッチは磁石でスチール面に固定できますが、木の天板などでは別の置き方を考える必要があります。
USBストレージなども接続できますが、取扱説明書は、通信中の切替によるデータや機器への影響に注意を促しています。ファイルの読み書きをしている最中に切り替えず、安全な取り外しを行ってください。入力機器の共有が主目的なら、ストレージまでまとめて切り替えない構成のほうが扱い方を単純にできます。
2,430円という価格は検討しやすいものの、判断の順番は「対応OS」「USB-Aで直接接続できるか」「入力機器だけの共有でよいか」です。この3点が合う環境なら候補に入り、Windows 11や映像の切替が目的なら用途に合いません。
本記事はメーカーの公開資料とAmazonの販売表示に基づく製品紹介です。実機レビューではありません。
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