Belkinは10月9日、USB-C充電器「UltraCharge 75W GaN 充電器 ZSP」を国内で発売しました。注目点は最大75Wの出力に加え、端末を外したときの待機電力を抑える設計です。iPhoneやMac用の充電器を選ぶ際は、出力の数字だけでなく、接続する台数とケーブルの条件も確認したい製品です。
この記事はベルキンの公式発表(10月9日11時公開)と国内販売情報に基づく整理です。Appleの新製品発表やリークではなく、実機の充電速度を測定したレビューでもありません。
USB-Cは1ポート。サンドの販売表示は税込3,490円
メーカー発表の型番はWCA017、販売価格は税抜3,173円です。サンドとホワイトを発売し、ブルーは近日発売予定としています。製品保証は2年です。
10月9日に確認したビックカメラのサンド(WCA017qcSA)販売ページは税込3,490円と表示。USB-Cは1ポート、USB-Aはなく、ケーブル仕様は「アダプタ本体のみ」です。この税込額は販売店の確認時点の表示で、ポイントを差し引いた価格ではありません。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 最大出力 | 75W |
| 接続口 | USB-C 1ポート |
| 充電規格 | メーカー発表はPD 3.2・AVS対応 |
| ケーブル | サンドの販売ページは本体のみと記載 |
1台を接続する構成なので、MacとiPhoneを同時に充電したい場合には口数が足りません。複数台用の充電器を探している人は、最大出力とポート数を分けて比較する必要があります。
「待機電力ゼロ」は、発表では0.005W未満
メーカーによると、ZSPはZero-Standby Powerの略で、端末を外すとスリープモードに切り替え、待機電力を0.005W未満に抑えます。PD 3.2のAVS(可変電圧供給)にも対応し、機器の電力需要に合わせて出力を調整する設計と説明しています。これらはメーカーが公表した仕様です。
「ゼロ」という製品説明を、消費電力が完全に0Wという意味で受け取らないことが大切です。また、待機電力は充電していないときの値。充電中の消費電力や、家庭全体の電気代の削減率を示す数字ではありません。省電力だけで買い替え費用を回収できるとも判断していません。
iPhoneやMacでは、機種とケーブルを先に確認
Appleは、USB-C搭載iPhoneの充電に、規格に準拠したケーブルと互換性のある電源アダプタを使うよう案内しています。AppleのUSB-C充電案内を確認し、手持ちの端末に合う組み合わせを選んでください。
Macについても、Appleはモデルごとの推奨ワット数とケーブルの確認を案内しています。高速充電には適切なアダプタとケーブルの組み合わせが必要です。Macの公式充電案内を見たうえで、75Wが自分の機種と用途に足りるか判断しましょう。
最大75Wという仕様は、接続したすべての端末が75Wで充電される保証ではありません。今回確認した発表・販売情報だけでは詳細な電圧別の出力条件まで照合できていないため、特定機種での最速充電は断定しません。充電器を1台用として使いたい人が、必要な給電条件を確認したうえで検討する候補です。
価格や販売状況は変動します。アイキャッチはUSB-C充電と待機電力を表す生成イメージで、WCA017やApple製品の実物写真ではありません。


コメント