こんにちは、音楽大好き家電製品アドバイザーのベア三郎です。
最近、お家で過ごす時間が増えてきて、パソコンの前に長時間いることが多くなりました。そんな時、優れたPCサウンドがあると、ゲームや動画視聴の楽しさが格段にアップします。
長年愛用しているパソコンも、スピーカーを交換するだけで音質が大幅に向上します。特にPCゲームを楽しむ方にとって、良い音でゲームをプレイしたくなりますよね!
そこで今回の記事では、音質にこだわる筆者が『パソコン用スピーカーベスト5』と題して、厳選したPCスピーカーをご紹介します。
スピーカーは値段なりと言われていますが、1万円以下にこだわって真剣に選びました!
PC用スピーカーを選びのポイント
PC用スピーカーは一体何を基準に選ぶといいのでしょうか?ベア三郎おススメの選び方は次の通りです。
ドライバーユニットを確認する
スピーカーから音を出すドライバーユニット。1つで高音域、中音域、低音域をカバーするものもあれば、複数のドライバーユニットで、別々の音域を出すスピーカーもあります。一般的に、複数ユニットで構成されたスピーカーは、豊かな音表現ができるとされています。
出力ワット数(W)を確認する
ワット(W)とは電力の大きさを表す単位で、大きな電力を使うと大きな音が出せるため、そのスピーカーが出せる音量だったり、音の迫力を左右します。ワット数が小さいと音割れの原因にもつながります。PC用スピーカーとしては、10W~20W程度あれば十分です。
低音をカバーする機能が付いているものを選ぶ
一般的なスピーカーと比べて、小型になりがちなPCスピーカー。仕組み上、大きなドライバーユニットを搭載できないため、低音域が不足しがち。必須ではありませんが、低音域をカバーする機能が付いているものを選びましょう。
・サブウーファー:低音専用のスピーカー
・パッシブラジエーター:本体の振動を利用して低音を増幅
・バスレフポート:スピーカーの前面または背面にダクト(穴)を開け、共鳴効果で低音を増幅する
1万円以下では全ての条件が揃わないスピーカーも。少なくとも、1つ以上当てはまるものを選びたいですね。
第1位 Creative Pebble V3
コスパ最強は老舗Creativeの最新スピーカーに決定!
ベア三郎おすすめの第1位は『Creative Pebble V3』です!Creative Pebbleシリーズは、特にコスパに優れたスピーカーで、V3は2020年8月に発売された最新モデルとなります。
こだわりのサウンド設計
先代のV2より一回り筐体が大きくなっていますが、カスタムチューンが施された2.25インチのドライバを採用。よりサウンドの表現力が増しています。ワット数は最大16Wと、十分すぎるパワフルさ(高ゲインモードON時)。これにより、大きなボリュームでも音割れすることなく、余裕をもって音を楽しむことができます。さらに背面には『パッシヴラジエーター』を備え、小さいながら低音域がしっかり出ます。
また、USBオーディオにも対応しており、USB-Cケーブル1本だけでも接続できるのも嬉しい。
また、スマートフォンとBluetoothで簡単に接続することでき、お気に入りのストリーミングサービスをスマートフォンのスピーカーとは、一味違ったサウンドで楽しむことができます。
これだけ揃って、5,000円台で買えるスピーカーは今のところ見当たりません。コンパクトで邪魔にならないデザインなのもいいですね!
コンパクトボディに目いっぱい詰め込んだ工夫の数々。メーカーの努力に感動すら覚えます。
- スピーカー構成:左右セパレート型ステレオスピーカー
- 外形寸法:各サテライトスピーカー 約123×120×118 mm、重量:左サテライトスピーカー 約0.31kg、右サテライトスピーカー 約0.36kg
- スピーカー出力:総合8W RMS、ドライバー:各サテライト 2.25インチ
- 周波数特性:100Hz~17kHz、SN比:75dB
- 再生モード:Bluetooth、USBオーディオ、ライン入力(3極ジャック)
- Bluetooth:バージョン5.0、A2DPプロファイル、SBCコーデック、通信距離約10m(見通し距離)
- 端子:USB-C入力、φ3.5mmステレオライン入力、コントローラー/インジケータ:電源/ボリュームコントロール(右スピーカー前面)、電源LED(右スピーカー前面)、ゲインスイッチ(右スピーカー底面)
- 電源:USBバスパワー10W(USB-C)、5V/2A(USB-A)
第2位 ロジクール Z313
第2位はこちら『ロジクール Z313』です。ロジクールのZシリーズは有名で、値段別にいくつかのランクが存在します。その中でもZ313は中堅どころの位置づけで、コストパフォーマンスに優れたスピーカーとなっています。
最大50Wの迫力サウンド!
最大50W、RMS25WというPCスピーカーとしては十分な出力を備えており、高音から低音までバランスの取れたサウンドを迫力満点で楽しむことできます。
外付けサブウーファーで低音域はバッチリ!
こちらの特徴は何と言っても外付けのサブウーファーユニットが付いている点。PCスピーカーにありがちな、低音域の弱さをしっかりカバー。
さらに、2mのコントローラーが付いており、離れてた位置からボリュームをコントロールすることができます。また、ヘッドフォンジャックも付いており、手元でケーブルの挿抜できるのでヘッドフォンをよく使う方にはおすすめです。
主な仕様は以下のとおりです。
- 本体サイズ: サテライト(左/右)- 高さ146.2mm、幅89.4mm、奥行き81mm、重量480g(合計)
- 本体サイズ: サブウーファー – 高さ228.4mm、幅150mm、奥行き220mm、重量2.3kg
- 総合出力(RMS): 25W(サブウーファー15W、サテライトスピーカー2 x 5W)
- 3.5mm入力: 1
- ヘッドフォンジャック: 1
- コントロール: 電源および音量コントロール(有線コントロールポッド上)
- 保証情報: 2年間無償保証
第3位 ヤマハ NX-50
第3位はこちら。ヤマハの『NX-50』です。コンパクトなボディにヤマハの技術の粋を集めたハイクオリティな音質に仕上がっています。
コンパクトなのにしっかりした低音!
ヤマハのエンジニアが丹念にチューニングを繰り返した7cmのフルレンジユニットに、コンパクトながら低音を強化するバスレフポート、音の反射を緻密に計算したキャビネットの内部形状など工夫が盛りだくさん。ウーファーは付いていませんが、低音がしっかり響きます。
カラーバリエーションも色々!
使っているPCのカラーに合わせて、4色から選べます。幅は8.3cm、高さは18.4cmとなっており、PCデスク周りはもちろん、テレビの横においても違和感ないですね。
機器との接続はステレオミニジャックで、2系統備えているので異なるデバイスを接続させて切り替えることができます。やっぱりヤマハは、安心のスピーカーと言えますね!
主な仕様は以下のとおりです。
- 実用最大出力(JEITA): 7W+7W(6Ω 1kHz 10% THD)
- スピーカーユニット: 7cmフルレンジ(非防磁)
- 入力端子: 2系統(アナログ2)
- 再生周波数帯域: 55Hz~20kHz ※ボリュームレベルによって周波数特性を可変
- 消費電力: 13W
- 外形寸法: 83W×184H×184Dmm
- 質量: 1.1kg(右)、0.9kg(左:スピーカーケーブル2.0m含む)
第4位 FOSTEX PM0.1e
FOSTEX(フォステクス)は、1973年創業の国内メーカー。主にプロ向けの業務用音響機器を開発、販売していうメーカーです。クラフトマンシップに溢れたモノづくりで、数々の音楽スタジオでの採用実績を誇ります。
こちらのスピーカーは、PMシリーズというPC用スピーカーでは最小サイズの製品。木製のキャビネットに拘り、木の温かみのある音の反射から得られる自然な音の響きが楽しめます。
また、ひと昔前は高級スピーカーにしか採用されていなかった、5.5cm口径のグラスファイバー振動板フルレンジスピーカーを採用。引き締まったクリアな音質が得られ、木製のキャビネットとの相性も抜群です。
背面にバスレフポートを設け、コンパクトながらしっかりした低音域をカバーしている作りとなっています。
主な仕様は以下のとおりです。
- アクティブ側スピーカー: 86(W)×175(H)×152(D) mm(表面グリル、裏面ノブ含む)、質量約775g
- パッシブ側スピーカー: 86(W)×175(H)×152(D) mm(表面グリル、裏面ノブ含む)、質量約675g
- 内蔵ユニット: 5.5cmフルレンジユニット
- 周波数特性: 80Hz〜35kHz
- アンプ出力: 5W+5W(可変ボリューム付)
- 入力: RCAピンジャック×2(アクティブスピーカー側のみ)
- 付属品: ACアダプター、スピーカーケーブル(ミニプラグーミニプラグ/1.5m)、オーディオケーブル(RCAピン×2ーステレオミニプラグ/1.5m)、ゴム足×4
第5位 Bose Companion2 Series III multimedia speaker system
第5位はPC用モニタースピーカー『Bose Companion2 Series III multimedia speaker system』。Bose製の高性能スピーカーが手ごろな価格で購入できるとして人気のアイテムです。
Bose独自のデジタル信号処理により、音量レベルに関わらず一貫してクリアなフルサウンドが得られ、ライブに近いサウンドを提供します。
セットアップも容易で、右スピーカーにボリュームコントロールとヘッドホンジャックを備えています。なお、予備の入力ジャックを使えば、iPhoneやiPadなどの他の音源もBose品質で再生可能。
主な仕様は以下のとおりです。
- 右スピーカー: 19 cm(H)x 8 cm(W)x 15 cm(D)、1 kg
- 左スピーカー: 19 cm(H)x 8 cm(W)x 14.5 cm(D)、0.8 kg
- AUX入力、ヘッドホン端子
- 同梱物: スピーカー、オーディオ入力ケーブル(ミニプラグ付き)、スピーカーケーブル、ACアダプターパック
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!
本稿では、『音楽ブロガーが選ぶ、コスパ最強のPCスピーカー』について書きました。
冒頭にも書きましたが、スピーカーは使用されているパーツや素材によって、ある程度価格に左右される要素が大きい製品です。その中でも、コスパに優れたスピーカーは存在するので、この記事を参考にしていただければ幸いです。
以上、ベア三郎でした!
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