エレキギターに欠かせないギターアンプ。
ギターを始めたばかりの頃は、どんなアンプを選べばいいのか迷う人も多いはず。アンプ選びは、ギター本体選びと同じくらい、あるいはそれ以上に重要です。
この記事では、最適なアンプを選ぶためのポイントと、初心者から上級者まで幅広く使えるコスパ最強のアンプを紹介します。
ギターアンプ選びをどうしようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
ギターアンプの選び方
1. 用途を明確にする
ギターアンプ選びの第一歩は、その用途を明確にすることです。練習用なら小型で持ち運びやすいアンプがおすすめです。スタジオ録音ではクリアなサウンドが出るアンプが必要となります。ライブでは、大きな音量が必要な場合が多いので、大型のアンプが適しています。
最近では、ギターに直接接続して、ヘッドホンで楽しむ個人用アンプも人気があります。
2. 予算を考慮する
次に考慮すべきは、予算です。高価なアンプは多機能で音質も良いですが、初心者には必ずしも必要ではありません。予算に合わせて最もコストパフォーマンスの良いアンプを選びましょう。
3. タイプを選ぶ
アンプにはいくつかのタイプがあります。トランジスタアンプは耐久性があり、比較的安価です。真空管アンプは温かみのあるサウンドが特徴ですが、価格が高いです。モデリングアンプはデジタル技術で多くのサウンドを模倣します。多機能ですが、専門的な知識が必要です。
4. サイズと出力
サイズと出力も重要な選択肢です。小型のアンプ(5-20W)は自宅練習用としてピッタリ。中型(20-50W)や大型(50W以上)はスタジオ録音やライブに適しています。
5. エクストラ機能
最近のアンプには多くのエクストラ機能がついています。エフェクト機能(ディレイ、リバーブなど)、イコライザー、USB接続やBluetooth機能などがあります。これらの機能が必要かどうかも考慮に入れましょう。
6. ブランドとレビュー
信頼性のあるブランドを選ぶことは、長期的に見ても重要です。また、レビューや口コミをチェックして、いろいろな意見を参考にするのも良い方法です。
7. 実際に試す
最後に、可能であれば実際に店頭で試奏してみてください。自分のギターと相性の良いアンプを見つけるためには、実際に触れることが重要です。
オススメギターアンプ
VOX(ヴォックス) ヘッドフォン ギターアンプ amPlug2 AC30
こちらは直接ギターに挿して利用できるギターアンプです。音はヘッドホンを通して聴くことになります。VOXはあのビートルズも愛用していたトップブランド。手頃な価格と、ギターに挿すだけというお手軽さにもかかわらず、音質は折り紙付きです。
また、9種類のエフェクター(Chorus x 3、Delay x 3、Reverb x 3)が内蔵されており、さらにAUX INプラグも付いているので、ステレオミニプラグで音が出せるものであれば、ギターの音と一緒にヘッドホンから聴くこともできます。(※iPhoneの場合はLightning変換プラグが必要)
また、こちらの製品は4種類発売されており、用途に応じて好きなモデルを購入するとよいです。※ただし1つはベース用
コスパ最強を求める方にはぴったり。まさに、自宅練習に最適なアンプと言えます!
VOX(ヴォックス) コンパクト ギターアンプ Pathfinder 10
続いてこちらもVOXのギターアンプ。こちらは筆者も持っていますが、コンパクトサイズでお手頃価格、かつ、VOXサウンドが味わえるとあってかなり気に入っています!見た目もオシャレなので、リビングに置いていても気になりません。
サウンドはクリーンとオーバードライブが選べ、コンパクトながらかなりパワフルなサウンドが出ます。マンション住まいなどの方は、音量に気をつけてください!
VOX ギター用 モデリングアンプ オーディオスピーカー Adio Air GT
続けてご紹介するのもVOXのギターアンプです。まず見てください!このオシャレな外観・・・。これだけで購入したくなるデザインです。この製品の特徴は『モデリングアンプ』という点。
モデリングアンプとは、いろいろな種類のアンプをデジタルで再現しているアンプのことで、一般的に数種類のアンプの音色を使い分けられます。こちらのモデルだと、最大23種類アンプを再現可能。他にも、エフェクターも最大19種類使用でき、これ1台で幅広いプレイスタイルが可能となっています。
ヤマハ YAMAHA ギターアンプ GA15II
定番のYAMAHAの自宅練習用ギターアンプ。オーバードライブとクリーンの切り替えができ、外部音源取り込み用のAUX INも付いています。
YAMAHAのギターアンプの特長といえば、エッジの聴いたクリーントーン。音圧も高く、太く澄んだギターサウンドが得られます。
Marshall MG-Gold シリーズ ギターアンプコンボ MG10 GOLD
ギターアンプの王様『Marshall(マーシャル)』の自宅練習用ギターアンプです。マーシャルのアンプを使うアーティストは非常に多く、小さくても味わいのあるマーシャルサウンドが得られます。
マーシャル=ロックという構図が成り立つほど、ギターには無くてはならない存在。その愛用者は、ジミ・ヘンドリクス、エディ・ヴァン・ヘイレン、エリック・クラプトン、リッチー・ブラックモア、国内ではB’zが歌詞の中でマーシャルの思い出について語るシーンがあったりします。
クリーントーンに加えてオーバードライブが選べ、独特の温かみのある甘いトーンから、ド迫力のドンシャリサウンドまで、お好みのサウンドが設定できます。
Marshall ギターアンプコンボ CODE25
マーシャル初となるフルデジタルアンプで、いわゆるモデリングアンプです。14種類のMSTプリアンプ、4種類のMSTパワーアンプ、8種類のMSTスピーカーキャビネットとありとあらゆるマーシャルサウンドが再現可能。今では入手困難となったビンテージ・ギターアンプ『JTM』から、スタジオ・ライブハウスの定番『JVM&JCM』シリーズなど忠実に再現しています。
この価格で憧れのマーシャルアンプをひとり占めできるなんて、コスパ良すぎです!(笑)
Orange Crush MINI オレンジ ギターアンプ ミニアンプ CRUSH-MINI-OR
1968年ロンドンで誕生したORANGE。伝統のブリティッシュサウンドを伝える数少ないギターアンプメーカーです。著名なアーティストとして、レッドツェッペリンのジミー・ペイジ、オアシスのノエル・ギャラガー、U2のジ・エッジ、スリップノットのジェイムズ・ルートなど数多くの愛用者がいることで知られるメーカーです。
何より、オレンジのオシャレな見た目が堪りません。また、自宅練習用の音量ではピカイチのサウンドを誇ることでも有名で、人気の絶えないモデルとなっています。
まとめ
ギターの上達には、単に弦を弾くだけではなく、アンプを通しての練習が不可欠です。アンプを使うことで、ただ音を大きくするだけでなく、音色やニュアンスに対する感受性が高まり、ギタリストとしての「耳」も鍛えられます。
特にこれからギターを始める方にとって、アンプは最初に揃えたい必需品の一つです。
近年では、自宅で気軽に練習できるミニギターアンプが多数登場しており、その進歩には目を見張るものがあります。今回紹介したどのアンプも、安価ながら本格的なサウンドを手軽に楽しむことができるものばかりです。
特に注目すべきは、VOXのヘッドホンアンプ「amPlug2 AC30」です。コストパフォーマンスが高く、使い勝手も抜群なので、1つ持っていると非常に便利です。
以上、ベア三郎でした!
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