皆さん、こんにちは。音楽ブロガーのベア三郎です。
深夜に一人でテレビを見るときや、ドラマのセリフが聞き取りにくいとき、大活躍するのが「ネックスピーカー」。イヤホンやヘッドホンでも対策できますが、配線が邪魔だったり、耳の圧迫感が気になる方も多いと思います。
コードが絡まったり、長時間だと耳が痛くなっちゃいます。
そんな方には、ワイヤレスで音漏れが少ない「ネックスピーカー」がおすすめです。
筆者も子どもがYouTubeやゲームに夢中のため、対策としてネックスピーカーを購入しました。導入効果は抜群で、リビングのテレビ音量問題は皆無に。
この記事では、音楽ブロガーである筆者が選んだ「オススメのコスパ最強ネックスピーカー」をお伝えします。
ネックスピーカーの選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ネックスピーカー選びのポイント
これまでネックスピーカーを使用してきた経験から、ネックスピーカー選びのポイントを3つご紹介します。
①音声コーデックの種類
搭載されている音声コーデックと呼ばれる仕組みが古いと、音質や遅延に影響します。代表的なコーデックは以下の通り。
コーデック名 | 音の良さ | 遅延 | 備考 |
SBC | ▲ | × | 標準コーデック |
AAC | 〇 | ▲ | SBCより高音質 |
aptX | 〇 | ▲ | SBCより高音質 |
aptX LL | ▲ | ◎ | aptXより低遅延だが音質は下がる |
aptX HD | ◎ | ▲ | aptXより低遅延だが音質は下がる |
LDAC | ◎ | 〇 | ソニー独自の高音質・低遅延コーデック |
標準的なSBCよりも高性能な「aptX」に対応しているモデルがオススメです。
②パッシブラジエーターの有無
ネックスピーカーは軽量化のため、スピーカーのサイズがどうしても小さくなってしまうので、低音部分が弱くなりがちです。
それを補うため、最近の小型スピーカーでは「パッシブラジエーター」搭載のモデルが多くなってきました。パッシブラジエーターは、スピーカーの空気振動を利用して、低音をガッツリ補強してくれる補助スピーカー。
できればパッシブラジエーター付きのネックスピーカーを選ぶとよいです。
③トランスミッターの有無(送信機)
ネックスピーカーを使うには、テレビ側にBluetoothかトランスミッター(送信機)が必要です。
Bluetoothがないテレビの場合は、トランスミッター(送信機)をテレビに取り付けます。
ネックスピーカーには、トランスミッター(送信機)付属モデルも多くあります。あらかじめ接続方法を確認しておきましょう。
トランスミッターはテレビの音声出力端子に接続するだけ。とっても簡単です。
サンワダイレクト SP090
低遅延、高音質なapt-X LLだけではなくapt-X HDも採用!
コスパの高いガジェットを多く輩出している「サンワダイレクト」。音声遅延と音質に優れるapt-X LL/HDコーデックに対応しています。
重量わずか175gで、首にあたる部分がさらさらしたシリコンパーツのため、長時間つけても快適に使えます。
通信方式:Bluetooth5.0
対応コーデック:SBC、Qualcomm®aptX™audio、Qualcomm®aptX™ Low Latency、Qualcomm®aptX™ HD
バッテリー駆動時間:約11時間
充電時間:約2~2.5時間
重量:約175g
防滴仕様:IPX5
低遅延、高音質で聴くにはこちらのトランスミッターをご利用いただくことをオススメします。同じメーカー製品ということで相性抜群です。
audio-technica AT-NSP300BT
クラス最軽量、音の質はピカイチ!
世界的な音響メーカーとして有名な『オーディオテクニカ』。長年、音響メーカーとして培われてきたとしての技術がふんだんに盛り込まれており、音の質ではピカイチ。低音を補強する『パッシブラジエーター』が搭載されており、小型であるネックスピーカーにありがちな低音域の弱さをしっかりカバー。
重量もわずか75gとネックスピーカーの中では最軽量クラスです。首・肩への負担が少ないので、小さなお子様にもぴったりです。
また、音声コーデックにaptX、aptX LLを採用。低遅延、高音質を実現しています。
通信方式:Bluetooth5.0
対応コーデック:Qualcomm® aptX™、Qualcomm® aptX™ Low Latency、SBC
バッテリー駆動時間:約13時間
充電時間:約3時間
重量:約75g
防滴性能:IPX2
JVC SP-A7WT-B NAGARAKU
超軽量!音ズレしにくいapt-X LL対応のBluetooth送信機付き
音響メーカーのJVCより、わずか83gと超軽量のネックスピーカーの登場です。一般的なネックスピーカーは200g前後があたりまえ。長時間使用しても首・肩への負担がかなり軽減されます。
また、独自の音ズレに強い送信機が付属していますので、届いたその日から使えます。
さらに、低音をカバーするための『パッシブラジエーター』を搭載。コンパクトな設計ながら、しっかり低音が出る仕組みが備わっています。音声コーデックには、低遅延・高音質なaptX、aptX LLに対応しています。
通信方式:Bluetooth5.0
対応コーデック:SBC、Qualcomm®aptX™、Qualcomm®aptX™ Low Latency
バッテリー駆動時間:約15時間
充電時間:約3時間
重量:約83g
シャープ サウンドパートナー AN-SS1
同梱送信機が秀逸。遅延なく、高音質をこの価格で。
テレビといえばシャープ。そのシャープがテレビのために開発したネックスピーカーがこちら『シャープ サウンドパートナー AN-SS1』です。
特徴として、Bluetooth送信機が同梱されており、独自の『FastStream』コーデックで音遅延を最大限に防ぐ機能が備わっています。
また、わずか88gと軽量設計。ウォーキングやサイクリングなどでも気にならない重さです。また、ボタンも触って分かりやすい形状になっており、装着したままの操作も快適です。
通信方式:Bluetooth4.1
対応コーデック:SBC、FastStream
バッテリー駆動時間:約17時間
充電時間:約2.5時間
重量:約88g
ケンウッド CAX-NS1BT
優れたサウンド定位で包まれるようなサラウンドを。
ケンウッドからも、音の定位に拘ったネックスピーカーが発売されています。メインスピーカーとは別途、低音域を補強するパッシブラジエーターも搭載されており、まるで包まれるようなサラウンドが味わえます。
重量は88gと軽量で、aptXに対応。Bluetoothは4.1と少し古いバージョンですが、ケンウッドの技術が詰まったネックスピーカーなので音質は折り紙付きです。
通信方式:Bluetooth4.1
対応コーデック:SBC、Qualcomm®aptX™
バッテリー駆動時間:約20時間
充電時間:約3時間
重量:約88g
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。周りを気にせずテレビや音楽が楽しめるネックスピーカー。ご購入の際は、Bluetooth送信機が同梱されているか、また、同梱されていない場合はテレビがBluetooth接続に対応しているかをご確認ください。
以上、ベア三郎でした!
コメント