【audio-technica ATH-CKS50TWレビュー】重低音×ノイキャン×ロングバッテリー×コスパ最高の欲張りイヤホンが登場!

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皆さん、こんにちは。ガジェットブロガーのベア三郎です。

早いもので、今年も残すところ僅かとなりました。

2021年のイヤホン業界は、すっかりケーブルレスの完全ワイヤレスイヤホンが主役となった印象です。

ドライバーやコーデックの進化で音質はどんどん向上し、ノイズキャンセリングやマルチポイントなど、便利な機能が多数登場しています。

とはいえ、完全ワイヤレスイヤホンの世界は当たり外れが多いのも事実。。

ベア三郎

中には安かろう悪かろうのイヤホンが結構多いのです。

そんな中、audio-technica(オーディオテクニカ)から、2021年の最後を締めくくるにふさわしいイヤホンが登場しました。その名も「ATH-CKS50TW」!!

重低音サウンドにこだわって作られたSOLID BASSシリーズの最新作で、新規設計のドライバーとアコースティックダクトを搭載し、シリーズ史上もっとも豊かな低域表現を実現

そのほかにもハイエンドクラスのイヤホンに迫る、数多くの機能も備えています。

という訳で、本稿では「ATH-CKS50TW」を実際に使ってみた感想をレビューしていきたいと思います。

メリットデメリット
総じて音質のレベルが高い
ロック/EDM好きには堪らない豊かな低音
2台同時に接続できるマルチポイント機能
ケースがちょっとデカい
ベア三郎

オーテクの本気イヤホンの実力やいかに!?

目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

ATH-CKS50TWの概要

「ATH-CKS50TW」は、日本が世界に誇る老舗オーディオブランド「オーディオテクニカ」から、11月5日に発売されたノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。

外箱は最近流行りのサステナブルパッケージ。プラスチック素材は最小限に抑えられています。

付属はイヤホン、ケース、USB-Cケーブル、イヤーピース(XS、S、M、L)にマニュアル類です。イヤホンには最初からMサイズのイヤーピースが装着されています。

ATH-CKS50TWの主な仕様

製品名ATH-CKS50TW
本体重量イヤホン:約8g(1個)
ケース:約60g
音楽再生時間イヤホン単体:最大20時間 / ケース併用で最大50時間
充電時間約3時間
ドライバー9mm ダイナミックドライバー
ANC調整可能なアクティブノイズキャンセリング
防水防塵性能IPX4
対応コーデックAAC、SBC、aptX、aptX Adaptive
充電ポートUSB-C
Bluetooth5.2
専用アプリConnect App (iOS/Android)

機能面も充実しており、ノイズキャンセリング・2台まで同時接続可能なマルチポイント・イヤホン単体で20時間再生可能な超ロングバッテリーを搭載。さらにIPX4の防滴性能を備えているので、多少の雨や汗にも強くランニングなどのアウトドアスポーツでも安心です。

ベア三郎

まさに全部入りの完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

重量はイヤホン単体で約7.6g、ケースは56.6gでした。完全ワイヤレスイヤホンとしては一般的な重量といえます。

イヤホンのサイズは標準的ですが、最近のハイエンドクラスのイヤホンと比べると、ケースは少し大きいかなという印象を受けました。

気になる再生時間は、なんとイヤホン単体で20時間(NCオン時15時間)、充電ケースとの併用で最大50時間となっています。超ロングバッテリーということで、ケースが大きいのは仕方ないのかもしれませんね。

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再生時間は、なんと一般的なワイヤレスイヤホンの約2倍!

さらに、IPX4相当の防滴仕様なので、ライニングなど屋外スポーツでも安心です。完全防水ではないので水没などには気を付けましょう。

なお、コーデックはハイレゾ相当の音源再生を可能とする「aptX Adaptive」に対応。AACにも対応しているので、Appleユーザーも高音質で楽しめます。

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また、イヤホン内部に設けたアコースティックダストで空気の流れを調整して、理想的なドライバの動きを実現。圧巻の重低音サウンドを実現しています。

充電ポートはUSB-Cとなっています。上下を気にしなくていいのは嬉しいですね。

カラーラインナップ

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カラーラインナップは、ブラック・ブルー・ホワイトの3色展開です。重厚なデザインにぴったりなマットな色合い。

オーテクの伝統を感じる幾何学模様のデザイン

本シリーズのテーマである重低音サウンドを表現した、力強いデザインですが、サイズはコンパクト。女性の耳でも全く違和感ないスタイリッシュさも兼ね備えています。

好みに合わせてカスタマイズ可能な専用アプリ

専用アプリ「Connect」を使えば、EQの調整やボタン操作のキーアサイン変更など、好みの合わせて使いやすい環境に設定できます。

ベア三郎

デフォルトのEQパターンがどれも秀逸です。

肝心のノイキャン、サウンドは?

圧巻の重低音サウンド。でもそれだけじゃない。

という訳で、いつもながら評価のためにロック・ポップス・ジャズ・クラシックと一通りのジャンルを数時間掛けてじっくり試聴。

SOLID BASSの恩恵がはっきりとわかるEDM系音楽から。Martin Garrixの「There for You」を聴いてみます。単に低音が強いわけではなく、非常に心地良い気持ちの良い重低音です。

音の広がりも素晴らしく、中音域や高音域も明瞭感あるサウンドでとても1万円台半ばのイヤホンには思えない完成度。

ポップスはどうでしょうか。大橋トリオの「GIFT」を聴いてみます。SOLID BASSと相性が悪いように思える繊細な楽曲ですが、ここは専用アプリ「Connect App」のイコライザーを効かせてみます。

ちょうどプリセットEQの「Clear Vocal」がぴったりハマりました。SOLID BASSの重低音は抜けのいい低音に生まれ変わり、素晴らしい中音域と高音域はさらにその音質の高さが際立ちました。

ベア三郎

普段はイコライザーをオフにして重低音サウンドを堪能し、繊細な音楽の場合はEQで調整すればOK!

どんなジャンルでも、イヤホン自体のクオリティが高いため良い音で楽しめます!

お値段を考えると、SONYやAppleのハイエンドクラスのイヤホンより、こっちを選ぶのが正解かもしれない…。そんな気持ちにさせてくれるイヤホンだと思いました。

重低音好きなら、間違いなくおすすめできる名器です。

フィードフォワード方式ながら、静粛性に優れたノイズキャンセリング機能

こちらのノイズキャンセリング機能は「フィードフォワード方式」のみで、ハイエンドクラスに搭載されている「フィードバック方式」は搭載されていません。

大抵の安価なイヤホンだと、フィードフォワード方式のみではNC性能があまりよろしくないのですが、こちらのイヤホンはその心配は不要です。フィードフォワード方式のみではありますが、十分ノイズが除去されます。

ベア三郎

静かな場所ではノイキャンをオフにすると、さらに音質が上がりますよ。

まとめ

本稿ではオーディオテクニカの最新完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW」について、実際の使用感をレビューしました。

迫力ある重低音サウンドが特徴の製品ですが、イヤホン自体の音質が素晴らしく、専用アプリでイコライザを変更することで、オールジャンル素晴らしい音質で聴くことができました。

また、2台同時に接続できるマルチポイントが使い勝手がよく、約20時間再生できる超ロングバッテリーは非常に頼りになりました。充電するのを数日忘れてしまっても、余裕で1週間持っちゃいます。

結論

SOLID BASS史上、オーテクの集大成とも言えるイヤホンは伊達ではありませんでした。値段を考えると素晴らしいコスパです。これからSONYやAppleのハイエンドイヤホンの購入を検討されている方は、ぜひこちらも候補に入れてみてください。

ベア三郎

この価格帯では敵なし!と言っても過言ではないイヤホン♪

以上、ベア三郎でした!

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