皆さん、こんにちは。音楽ブロガーのベア三郎です。
思わず体が動くグルーヴ感たっぷりのダンスサウンドに、メロディアスなボーカルがたまらない「TAHITI 80」。フランスのバンドではめずらしく英語で歌っているので、ほかの洋ロックバンドと遜色なく楽しめます。
この記事では、フランス発の洒落乙すぎるポップバンド「TAHITI 80」のおすすめナンバーをお伝えします。
これをきっかけにフランスのポップ・ロックミュージックを色々聞いてみるといいかも!
TAHITI 80ってこんなバンド
1993年に学生だったVo.&Gt.グザヴィエを中心に結成されました。その後、2000年に発売されたデビューアルバム「PUZZLE」がいきなり世界中で大ヒット。ライブパフォーマンスも高い評価を受け、1stアルバムがいきなり名盤入りの快挙を果たしました。
これまでに、通算7枚のアルバムをリリースしており、2000/2009/2010年にはサマソニ、2013年にはフジロックにも出場しています。
メンバー
Vo.&Gt. グザヴィエ・ボワイエ
Gt. メデリック・ゴンティエ
Ba. ペドロ・ルスンド
Dr. ラファエル・レジェ
Dr.&Per.&Key シルヴァン・マルシャン
2022年3月25日に待望のニューアルバム「HERE WITH YOU」がリリースされます。70~90年代のちょっと懐かしいダンスサウンドを、彼ら流のポップミュージックに昇華させています。
Heartbeat
TAHITI 80の代表曲のひとつ。2000年リリースのアルバム「Puzzle」収録。心地良いギターのカッティングに、TAHITI 80にしか表現できない独特のメロディが、タダモノではない雰囲気を醸し出しています。
こちらのナンバーが収録されている1stアルバム「PUZZLE」は、まさに名盤と呼ぶにふさわしく、すべての音楽ファンとってマストアイテムといっても過言ではありません。
収録アルバム
1000 Times
1stアルバム「Puzzle」の大ヒットから約3年。2002年にリリースされた待望のセカンドアルバム「Wallpaper for the Soul」に収録された名曲です。
すぐにTAHITI 80だとわかるキャッチーなメロディは健在で、ホーンやストリングスのアンサンブルが曲の壮大さをさらに広げています。
「Wallpaper for the Soul」に収録されているほかのナンバーは、エレクトロニクスをふんだんに取り入れた実験的なサウンドも多く、聴きごたえのあるアルバムに仕上がっています。
収録アルバム
Big Day
2005年リリースの3rdアルバム「Fosbury」収録のTAHITI 80初期の名曲。グルーヴ感たっぷりの極上ベースラインに思わず酔いしれます。
こちらの3rdアルバムは、前作「Wallpaper for the Soul」を彩ったストリングスは鳴りを潜め、よりバンドサウンドを重視。TAHITI 80特有のキャッチーさはそのままに、ソウル・ヒップホップ的な要素もふんだんに取り入れ、ロック好きの心を鷲掴みにするサウンドになっています。
「Big Day」は、アコースティックバージョンも最高です!
収録アルバム
Unpredictable
お次は2008年リリースの4thアルバム「Activity Center」から。前作3rdアルバム以降、メンバーそれぞれがソロなど、個々の活動を経てレベルアップして帰ってきました。
「Unpredictable」は、これまでのポップよりな音作りから少し路線を変えて、生音を重視。よりライブ感たっぷりのロックサウンドですが、根底にはTAHITI 80らしいハイセンスかつメロディアスなサウンドがアルバムを支えています。
収録アルバム
Darlin’ (Adam & Eve Song)
2011年にリリースされた通算5枚目となるアルバム「Past the Present & the Possible」収録。
彼らにはめずらしく、全体的にダークさの漂うアルバムで、中でも「Darlin’ (Adam & Eve Song)」はソングライティング能力の高さを改めて見せつけた名曲です。
アルバム名が示す通り「過去、現在、そして可能性」を体現したTAHITI 80の分岐点ともいえる作品に仕上がっています。
収録アルバム
Crush!
2014年リリースのアルバム「BALLROOM」から。本作は「シンセ・ポップ」をテーマに作られており、アップテンポなビートの「Crush」から「Love By Numbers」のバラード系、王道ポップ「Coldest Summer」とこれまた名曲ぞろい。
とくに冒頭を飾る「Crush」は、コーラス・エフェクトが効いたカッティングギターと、なつかしさ漂うファンキーなベースラインが絡まって、何度でも聴けるダンスナンバーに仕上がっています。
収録アルバム
Hurts
前作『BALLROOM』から4年ぶりとなる、通算7作目となるアルバム「The Sunshine Beat, Vol.1」。ミックス・エンジニアにエリオット・スミスを手がけたトニー・ラッシュが起用されています。
中でもソウルやR&Bをベースにした「Hurts」がオススメ。これまでのTAHITI 80サウンドとは一味違った哀愁漂うバラードナンバーです。続く「To Anyone」ともに、どこか物憂げな雰囲気が新しい。
TAHITI 80の底知れぬ懐の深さを知るアルバムですね。
収録アルバム
まとめ・感想
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あらためてまとめてみて、フランス音楽界のレベルの高さに震えが止まらなくなりました。この記事をきっかけに、TAHITI 80の魅力を感じていただければ嬉しいです。
フランス出身のミュージシャンといえば、ダフト・パンクやエールも有名。エレクトロ寄りのポップサウンドが好きな方にはぴったりハマるはずです!
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