皆さん、こんにちは。音楽ブロガーのベア三郎です。
アップルやソニーのワイヤレスイヤホンが市場を席捲する中、ついにアマゾンからも、ノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホン「Amazon echo buds(第2世代)」が発売されました。
第2世代となっていますが、初代は日本で未発売だったので、初上陸となります。
売り上げ上位のアップルやソニーのイヤホンが2~3万円するのに対し、こちらの「echo buds(第2世代)」は14,900円(ワイヤレス充電非対応ケースを選べば、12,980円)。
機能十分ながら、ライバルと比べ、お手頃価格!
ここまで安いと、音質やノイズキャンセリング性能が気になる方も多いのでは。
半額以下って、いかにも怪しい。
という訳で本稿では、アマゾンから満を持して発売された「Echo Buds(第2世代)」をしっかり実機レビューしていきます。
- ミドルクラスとは思えない高い音質
- ハイブリッド式ANC
- マルチポイント非対応
Echo Buds(第2世代)の主な特徴
製品名 | Echo Buds(第2世代) |
---|---|
本体サイズ | イヤホン: 20.0 mm x 19.1 mm x 19.1 mm (イヤーチップ、ウイングチップを含まず) 充電ケース: 66.8 mm x 28.6 mm x 39.1 mm |
重量 | イヤホン: 5.7 g 充電ケース: 44.4 g (ワイヤレス充電機能付きは47.6 g) |
音楽再生時間 | ANCオン:5時間(単体)、15時間(ケース併用) ANCオフ:6.5時間(単体)、19.5時間(ケース併用) |
ドライバー | 5.7 mm ダイナミックドライバー |
ANC | アクティブノイズキャンセリング |
防水防塵性能 | IPX4 |
対応コーデック | AAC、SBC |
Bluetooth | 5.0 |
充電ポート | USB-C |
その他 | アレクサ対応、着脱センサー、ワイヤレス充電、タッチ操作 |
「Echo Buds(第2世代)」は、SoCに「Realtek RTL8763C」を採用し、アクティブノイズキャンセリングに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
IPX4相当の防水機能を備え、イヤホンは5.7gと軽量。付属のウイングチップを装着すれば、耳から外れにくくなり、ランニングにもぴったり。
着脱センサーやワイヤレス充電にも対応!
イヤホン単体で約5時間、ケースと合わせて最大15時間(ANCオン時)の音楽再生が可能。15分ケースで充電するだけで、約2時間の音楽再生が可能となる急速充電にも対応しています。
ハイエンドクラスのイヤホンに比べると、少しバッテリー持ちは劣るものの、十分に実用的な再生時間。ほかにも、外音取込みやタッチ操作に対応しており、まさに全部入りのフルスペックモデルです。
アレクサとの連携も、とてもスムーズ。「echo」シリーズのイヤホン版と言えます。
付属品一式
「Echo Buds(第2世代)」の中身はこんな感じです。付属品は一般的な内容ですね。
- Echo Buds(充電ケース)
- イヤーチップ 4サイズ
- ウイングチップ 2種類
- USB-Cケーブル
- クイックスタートガイド
完全ワイヤレスイヤホンは抜け落ちて無くしやすいので、ウイングチップが付属しているのはうれしいですね。
軽量&コンパクト
公称スペックでは、片耳約5.7gとなっていましたが、何度量りなおしても6.2でした。ウイングチップを装着すると6.6gほどになります。
とはいえ、完全ワイヤレスイヤホンの中では比較的軽め。長時間付けていても非常に快適です。
ケースはたったの46.5g(ワイヤレス充電タイプ)。サイズもコンパクトで、ハイエンドクラスのモデルと遜色ありません。
さすがアマゾン。抜け目のない作り。
この価格帯では、ケースにまで予算が回らないのか、なぜかスリムタイプが少ないんですよね。
その点、「Echo Buds(第2世代)」はスリムかつ軽量なのでポケットに入れて、どこにでも持っていけます。
カラーラインナップ
カラーラインナップは「ブラック」「ホワイト」の2色展開。ハウジングの外側はマット、内側はグレアで高級感ある質感になっています。
アマゾンの特有のスマイルロゴがかわいい。
アレクサアプリで快適操作
筆者の環境はiPhoneですが、ペアリングは簡単でした。アレクサアプリをダウンロードしてペアリングします。
アレクサアプリでは、イヤーチップのフィットテストも行えます。完全ワイヤレスイヤホンに必要な機能が一通り揃っている感じですね。
タップ操作のカスタマイズや、アレクサを通じてワークアウトの設定や「イヤホンを探す」も備わっています。
イコライザーの調整も可能。Echoが近くになくても、スマート家電も操作できちゃいます。アレクサが内蔵されているような使い心地。
音楽ストリーミングの再生、曲送りやボリューム調整など声だけで操作。アプリの完成度は高いと言えます。
アレクサとの親和性が抜群。声の操作で、天気やニュースだって聞けちゃいます!!
Echo Buds 第2世代の音質は?
さて、肝心の音質のほうはどうでしょうか。今回も、ポップス・ロック・EDM・ヒップホップ・ジャズ・クラシックなど、さまざまなジャンルで音質をチェックしました。
万人向けのバランスが取れた調整
今回は優里のベテルギウスでチェック。昨年ドラマ「SUPER RICH」の主題歌でした。
冒頭のボーカルとアコースティックギターの音色が、非常に明瞭感あるクリアな音質で耳に飛び込んできました。低音から高音まで、バランスの取れたチューニング具合。どんなジャンルでも素直な音楽を聴かせてくれます。
解像度が高く、沈み込むようなキレのある低音なのも好感がもてます。
1点気になったのは、音量が少し小さいところ。とはいえ、デバイス側の音量を上げればいいだけなので、音の広がりも十分にあり、音質面は問題なしと言えるでしょう。
バランスの取れた音質で、オールジャンルでつかえます♪
Echo Buds 第2世代のノイキャン性能は?
ノイキャン性能はどうでしょうか。アマゾンの公式サイトでは、ノイキャン仕様に関して詳しく記載がなかったため、最近流行りのハイブリッド方式のANCではないかもしれません。
ただ、実際につかってみると非常に満足できるノイキャンに仕上がっており、しっかりノイズを低減してくれます。妙な耳の圧迫感も、ホワイトノイズもまったくナシ。
ノイキャン性能に関しては文句なしの出来栄えでした。
駅のホームで電車が横を通っても、ドラマのセリフが聞き取れるレベル!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
今回は、アマゾンの最新完全ワイヤレスイヤホンである「Echo Buds 第2世代」について、実際に触った感想をレビューしました。
アレクサとの親和性がとても素晴らしく、まさにスマートイヤホンとも呼べる多機能さは目を見張るものがありました。ちょっと大げさかもしれませんが、アレクサとの組み合わせで、無限の可能性が秘められていると思います。
音質とノイキャン性能については、2~3万円クラスのハイエンドモデルには若干及ばずという評価ですが、かなり善戦しており、コストパフォーマンスは非常に高いです。
総合:27/30点
音質: 8/10
着け心地: 9/10
ノイズキャンセリング性能: 9/10
対応コーデック:SBC、AAC
防水性能:IPX4
再生時間:5時間※ノイキャンON時
筆者から一言
「Echo Buds 第2世代」はワイヤレス充電なしモデルだと、12,980円で買えるミドルクラスの価格帯ながら、ハイエンドクラス並みの機能を備え、音質&ノイキャンも高いレベルに仕上がっています。すでに高コスパなイヤホンですが、アマゾン謹製のため、今後のセール価格に期待です(笑)。
定価でもお買い得価格ですが、セール時は迷わず「Echo Buds 第2世代」でよいでしょう。
以上、ベア三郎でした!
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