皆さん、こんにちは。ガジェットブロガーのベア三郎です。
4月1日、JBLの大人気イヤホン「Live Free」シリーズから、最新モデルとなる「LIVE Free 2」が発売されました。
ミドルレンジの価格帯ながら、静粛性に優れたハイブリッド方式のアダプティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載し、複数台同時にペアリングできるマルチポイントにも対応。11mmの大口径ドライバにより、低音から高音までバランスが取れた明瞭なサウンドを実現しています。
ハイエンドクラスの機能を備えながら、価格を抑えた高コスパ・イヤホンをお探しの方にぴったりです。
この記事では、JBLから発売された「JBL LIVE FREE 2」についてレビューします。実際に購入した感想をベースにしていますので、ぜひ参考にしてください!
- 解像度が高く、臨場感あふれるサウンド
- ハイブリッド式ANC
- マルチポイントに対応
- 対応コーデックがAAC/SBCのみ
JBL LIVE FREE 2の概要
JBLとは
JBLはアメリカで1946年に設立した音響機器メーカーで、プロ向け機器はもちろん、フォードやトヨタの高級車用カーオーディオとしても有名。現在はハーマンインターナショナル配下のブランドとなっています。
LIVE FREE 2の基本スペック
LIVE FREE 2の基本スペックは以下の通り。
製品名 | JBL LIVE FREE 2 |
---|---|
本体重量 | イヤホン本体:約4.9g(片側) 充電ケース:約43.7g |
音楽再生時間 | ANCオン時:イヤホン本体約6時間再生+充電ケース約22時間 ANCオフ時:イヤホン本体約7時間再生+充電ケース約28時間 ※15分の充電で約4時間再生可能 |
ドライバ | 11mmダイナミックドライバ |
ノイズキャンセリング | ハイブリッド式 アダプティブ・ノイズキャンセリング |
防水防塵性能 | IPX5 |
対応コーデック | AAC、SBC |
Bluetoothバージョン | 5.2 Class1 ※バージョンアップにてBLE対応予定 |
充電ポート | USB-C、ワイヤレス充電(Qi)対応 |
リアルタイムで周囲の雑音を解析し、ノイズキャンセリングの強さをコントロール。2つの機器と同時ペアリングできるマルチポイントにも対応しています。
カラーラインナップ
カラーラインナップはブラック・シルバー・ブルー・ローズの4色です。シックな色合いで落ち着いた雰囲気がいいですね。
付属品一式
早速開封してみます。中身はこんな感じ。
・JBL Live Free 2 イヤホン
・充電ケース
・イヤーチップ(S/M/L)
・USB Type-C充電用ケーブル
・保証書
イヤホンの外観
外観はJBLロゴが入ったメタリックなハウジングです。コンパクトで美しいオーバルシェイプになっており、イヤーチップはシリコンです。耳のくぼみにぴったりフィットするため、ズレにくく、遮音性に優れています。
ロゴがある面に感圧タッチセンサーが備わっており、曲の再生・停止・曲送り、ANCの切り替え(ANC/外音取込み/トークスルー)などの操作が簡単に行えます。
タッチセンサーは誤動作も少なく、かなり優秀!
コンパクトで持ち運びに便利な充電ケース
JBL LIVE FREE 2はケースも小さいです。充電はUSB-Cケーブルで行いますが、ワイヤレス充電(Qi)にも対応しています。全体的な作りとして、安っぽさはまったく感じません。
重量はこんな感じ
片耳わずか4.8gでした。完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの軽さですね。実際、つけてみると軽快で長時間装着していてもまったく苦になりません。
ソニーやアップルのイヤホンより軽いんですよ♪
JBL LIVE FREE 2の音質
肝心の音質はどうでしょうか。今回もロック・ポップス・EDM・R&B・ジャズ・クラシックと、さまざまなジャンルの音楽を聴きまくり、音質を徹底チェックしました。
今回はSaucy Dogの「シンデレラボーイ」を聴いてみました。11mmの大口径ドライバが奏でる、JBLらしいリッチなサウンドが耳に飛び込んできます。音の再現度は高く、ギターのオーバードライブがかかったアルペジオが、まるで目の前のギターアンプから鳴っていると錯覚すら覚えるほど。
ドラムのタム回しも、一つ一つが空気感を纏っており、楽曲のすばらしいベースラインと合わさって、ライブハウスで聴いているレベルといっても過言ではありません。
ミドルクラスのイヤホンとして、文句の付けようがない完成度の高さを感じます。
ノイズキャンセリングの感想
本製品注目のハイブリッド式アダプティブ・ノイズキャンセリング。しっかり、通勤時間の往復でチェックしました。
ソニーのWF-1000XM4のような低反発ウレタンイヤーチップではありませんが、耳の輪郭に沿ったオーバルシェイプがしっかりフィットし、ノイズキャンセリングを効果的なものにしています。ノイキャンをONにしても、クリアで明瞭なサウンドはさすがJBLといったところです。ソニー WF-1000XM4やアップルAirpods Proと遜色ない実力といえます。
また、リアルタイムでANCレベルを調整するアダプティブ・ノイズキャンセリングのおかげで、最適な音質が保たれているところも好感が持てます。
アダプティブ・ノイズキャンセリングはアプリからOFFにすることができ、OFF時は7段階からノイキャンレベルが選べるようになります。
耳につけた瞬間から静寂に包まれるヤツですね!
まとめ
本稿では、JBLの最新完全ワイヤレスイヤホンである「JBL LIVE Free 2」について、実際に使ってみた感想をレビューしてみました。
総合:26/30点
音質: 9/10
着け心地: 9/10
ノイズキャンセリング性能: 8/10
対応コーデック:AAC、SBC
再生時間:最大6時間 ※ノイキャンON時
「JBL LIVE Free 2」は、ハイブリッド式のノイズキャンセリング機能を備え、2台同時に接続可能にするマルチポイントにも対応しており、使い勝手は最高クラスです。11mmの大口径ドライバから奏でるサウンドはパワフル&リッチなサウンドらしい仕上がりとなっていました。
2~3万円するようなAirPods Proを買うほどではないが、機能と音質にこだわりたい方にピッタリなイヤホンです。
以上、ベア三郎でした!
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