皆さん、こんにちは。ガジェット大好き・音楽ブロガーのベア三郎です!
ドイツ発の最強音響メーカー「ゼンハイザー」。日本でも、その音質の高さから大人気のメーカーです。そんなゼンハイザーから、ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルが刷新されました!
この記事では、ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」について、実際に使って分かった感想をレビューします!本音でレビューしていますので、買おうか迷っている方のお役に立てると嬉しいです。
各レビューサイト絶賛の前モデルから、音質がさらにパワーアップ♪
- 音の解像度が高く、絶妙なダイナミクス
- ハイブリッド式ANC
- マルチポイント非対応
MOMENTUM True Wireless 3の特長
至高のゼンハイザーサウンド
「MOMENTUM True Wireless 3」は、2022年5月20日に発売されたゼンハイザーの最新フラッグシップモデル。価格はオープンプライスで、実売価格は39,000円前後です。ドライバーは大好評だった前モデルを踏襲しつつ、同社のモニター用ハイエンド有線モデル「IE 600」のアコースティックバックボリューム機構を追加。
頭脳となるICチップには、最新のクアルコム製Bluetooth 5.2を採用し、昨年発売された「CX Plus True Wireless」で採用された「aptX Adaptiveコーデック」に対応。96kHz/24bitのハイレゾ級音源が再生可能となっています。
ハイブリッド&アダプティブノイズキャンセリング
新モデルでは、クアルコムのICチップに加え、専用のDACチップも追加。オーディオの音質は、デジタル信号とアナログ信号を変換する「DAC」チップの性能に左右されると言われています。さらにこのチップにノイズキャンセリングも担当させることで、音質とノイズキャンセリングの処理性能が大幅アップ!!
肝心のノイズキャンセリング方式には、ハイブリッド式を採用。イヤホンの外と中にノイズを検知するマイクを設置し、徹底的にノイズを除去するスタイルです。
また、周囲の騒音レベルに応じてレベルが変化する「アダプティブノイズキャンセリング」も搭載し、「MOMENTUM True Wireless 3」はどんなシーンでも快適なリスニング環境に誘ってくれます。
安価なノイキャンイヤホンによくある閉塞感やホワイトノイズはほぼゼロ!!
通話にオンライン会議に使いたくなる高性能マイク!
「MOMENTUM True Wireless 3」は通話性能を高めるため、合計6基のマイク(前モデルは4基)を搭載。耳官や骨の振動まで集音できるイヤーチャンネルマイクに加え、外側のビームフォーミングマイクにより、高精度の集音を実現。騒がしい場所でもクリアな声を届けることができます。実際、会社のオンライン会議で使ってみましたが、参加者から好評でした。
専用アプリからイコライザーやノイキャン調整が可能
専用アプリ「SmartControl」を使えば、イコライザーやノイキャン、外音取込みなどの調整がスマホで設定可能に。
ゼンハイザー独自の機能が面白く、自分がよく聴くジャンルに合わせてイコライザーを調整してくれる「Sound Check」や、職場やジムなどよく訪れる場所をGPSで登録しておけば、その場所に行くだけで最適なサウンド設定を呼び出してくれる「Sound Zones」など、個性的な機能が満載です。
軽量&コンパクト+超ロングバッテリー!
イヤホンの形状も前モデルから進化しており、約16%の小型化に成功。重量自体は、特別軽い部類ではありませんが、耳にフィットする快適な着け心地で長時間の装着でも耳が痛くなりにくい印象です。
また、バッテリーライフも前モデルから強化されており、イヤホン単体でも7時間、ケースと併用することで、最長28時間の音楽再生が可能になっています。
また、10分の充電で約1時間再生できる急速充電や、前モデルには無かったワイヤレス充電「Qi」にも新たに対応。充電はUSB-Cケーブルを使い、約1.5時間でフル充電できるようになっています。
主なスペック
製品名 | MOMENTUM True Wireless 3 |
---|---|
本体重量 | イヤホン本体:約6g(片側) 充電ケース:約65.5g |
音楽再生時間 | イヤホン本体約7時間再生+充電ケース約28時間 ※10分の充電で約1時間再生可能 |
ドライバ | 7mm TrueResponse ダイナミックドライバ |
ノイズキャンセリング | ハイブリッド式 アダプティブ・ノイズキャンセリング |
防水防塵性能 | IPX4 |
対応コーデック | AAC、SBC、aptX Adaptive |
Bluetoothバージョン | 5.2 Class1 |
充電ポート | USB-C、ワイヤレス充電(Qi)対応 |
いいところ
◎進化したゼンハイザーサウンドはまさに至高。
ゼンハイザーならではの高い音質は期待を裏切らない完成度。さらに、aptXコーデックに対応したことで96kHz/24bitのハイレゾ級音源の再生が可能になり、まさに至高のイヤホンがここに完成したと言えます。
1万円以下のワイヤレスイヤホンとは、比べるまでもなく、「一度聴いたら、もう戻れない」サウンドに仕上がっています!!
これまでのゼンハイザーサウンドがさらに進化!!ゼンハイザーファンの期待を裏切らない出来栄え♪
よくないところ
「MOMENTUM True Wireless 3」には「もうちょっと」と思うところも。ゼンハイザー好きとして、悪い点も正直にお伝えしようと思います!
×マルチポイントに対応していない
いろいろなメーカーが出しているフラッグシップモデルの中で、マルチポイントに非対応なのは正直ゼンハイザーくらいです。いまどき、2つ以上のデバイスを保有していることは珍しくもなんともありません…。iPhoneとiPadの切り替えに操作が伴うのはやっぱり不便です。
×外音取込み時のホワイトノイズがちょっと気になるかも?
先に断っておきますが、「MOMENTUM True Wireless 3」 の外音取込み性能自体は非常にすばらしく、電車内のアナウンスや、コンビニなどでの店員さんの声もクリアに聴こえます!
微妙に気になるレベルなんですが、ホワイトノイズがまぁまぁでちゃってます。アプリから外音取込みレベルは細かく調整できるので、気になる人は調整してみてください。
次回作にはぜひマルチポイントを付けて欲しいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では、5月20日に新しく発売されたゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」の感想をレビューしました。
個人的にはマルチポイントに非対応なのがネックですが、その音質はまさに至高。評価の高かった前モデルから正統進化を遂げ、音質面では現時点最高のワイヤレスイヤホンだといえます。
メタリックなイヤホンと、ファブリック素材のケースで高級感もバッチリ。とにかく音質にこだわりたい方におすすめのイヤホンでした!
総合:28/30点
音質: 10/10
着け心地: 9/10
ノイズキャンセリング性能: 9/10
対応コーデック:AAC、SBC、aptX Adaptive
再生時間:最大7時間(イヤホン単体)
ゼンハイザー史上最高のサウンドを味わいたい方へ!!
以上、ベア三郎でした!
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