みなさん、こんにちは。ガジェットブロガーのベア三郎です。
2016年2月に発売開始されてから、いまだにAmazonのベストセラー売上1位のモバイルバッテリー。それが「Anker PowerCore 10000」です。
ミニマムサイズで持ち運びやすく、スマホを2回も充電できる容量(10,000mAh)を備えているため、筆者も長年愛用しています。
おまけにAnkerだから最大2年の長期保証まで付いてます♪
機能面は最新モデルより劣りますが、なにより大容量なのに3千円台で買えちゃうコスパの良さがすてき。キズや汚れをあまり気にせず、気軽に扱えるのもグッド。
という訳でこの記事では、長年愛用してきたモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」の不思議な魅力について語っていきたいと思います。
- 10,000mAhの大容量ながら安価な価格設定
- 手に馴染むサイズ感
- Anker独自のPowerIQとVoltageBoost
- 充電ポートがmicro USB Type-B
- 高速充電規格(PD)非対応
まずはAnker PowerCore 10000の概要
大容量・世界最小・最軽量クラス
「Anker PowerCore 10000」は、10.000mAhの容量を備えた小型モバイルバッテリーです。機器への充電にはUSB-Aポートを使用し、本体の充電にはmicro USB Type-Bを使用します。
目安として、iPhone11/11Proなら2回以上フル充電が可能。こんなに小っちゃいのに、頼もしいバッテリーなんです。
バッテリー本体の充電には、台形の平べったいアレが使われています。
唯一の不満点はここ。正直、micro USB Type-Bは挿しにくいのですが、家に何本も余っているのもmicro USB Type-Bの特長。どんどんmicro USB Type-Bを使うデバイスが減っていく中、まさに捨てる神あれば拾う神あり!
一方、デバイスの充電に使うポートはUSB-Aです。最近は、USB-Cを持つデバイスが多くなりましたが、USB-AからUSB-Cに変換できるケーブルを使えばOK。なお、出力ポートは1つですから、一度に充電できるのは1台までとなっています。
また、特徴としてAnker独自のPowerIQとVoltageBoostを搭載しており、最大12W/2.4Aでフルスピード充電してくれます。
PowerIQとは、デバイスの充電規格を読み取って最適な電圧で充電する機能です。VoltageBoostは、ケーブルで減衰してしまう電圧を補ってくれる機能です。これで「めっちゃ速い!」と思うことはないですが、付いてないよりうれしいと思うのが人情。
出来る限り最速でがんばってくれる、くらいの感じ♪
後継モデルよりむしろ小さくて軽い♪
面白いことに、後継機とされているPowerCore IIに比べても若干小さいです。ただし、PowerCore IIはPowerIQ2を備えており、最大18W充電に対応しています。※PowerCoreは12W
なお、PowerCore IIが発売されてもPowerCoreは素知らぬふりをしてずっと併売していますので、ご安心ください。
こうして比べてみると、一回りまではいきませんが結構小さいのが分かります。
なお、PowerCore IIは電源ボタンと残りの電源容量を示すLEDランプは一体型。PowerCoreでは、ボタンとランプは別々になっています。
さて、小さいということは重量にも影響が。PowerCore IIは193.5gですが、PowerCoreは10g軽い182gでした。PowerCore IIも他社のモバイルバッテリーと比べれば軽量な部類なんですが、PowerCoreはやっぱりすごいです。
世界最小・最軽量クラスなのに、スマホを2回もフル充電できるスペックでおまけにお手頃価格♪
製品名 | Anker PowerCore 10000 | Anker PowerCore II 10000 |
バッテリー容量 | 10.000mAh | 10.000mAh |
サイズ | 9.2 x 6 x 2.2cm | 9.6 x 6.2 x 2.2cm |
重量 | 182g | 193.5g |
出力 | 最大12W | 最大18W |
ポート | USB-A(出力)、micro USB Type-B(入力) | USB-A(出力)、micro USB Type-B(入力) |
独自機能 | PowerIQ、VoltageBoost | PowerIQ2、VoltageBoost |
Anker PowerCore 10000のいいところ
「Anker PowerCore 10000」のいいところは、なんといっても10,000mAhの大容量を備えながら、扱いやすいサイズ感とお手頃価格。
執筆時点では、Amazonで3,780円でしたが時々セールで3,000円を切ることも。
価格と性能のバランスが、ここまで神がかっている商品も稀でしょう。長年、モバイルバッテリーの売上1位をキープしている理由は、まさにそこですね。
セールで見つけたら、即ポチ確定です。
Anker PowerCore 10000のイマイチなところ
一方、イマイチな点もあげておきます。
もうすぐ発売から7年が経つ製品ですから、最新のモデルと比べると、いろいろ見劣りするところも。その中でも一番気になるのが、モバイルバッテリー本体を給電するためのUSBポートです。
これがmicro USB Type-Bなんですよね…。兎にも角にも挿しにくい(笑)。現行ラインアップとして売り続けるのであれば、ここはUSB-Cにしていただきところです。
この点以外はまさにパーフェクト。Ankerさん、さらなる改良をよろしくお願いします!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事では、ド定番のモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」について書きました。
価格と性能のバランスが神がかっており、気軽に普段使いとして鞄に放り込むには最適です。全然キズなんて気になりませんし、むしろ勲章♪
おまけに、Ankerならではの最長2年間無料保証があって安心です。もちろん、PSE技術基準に適合しているから、安全性についても折り紙付き。
モバイルバッテリーならとりあえずコレっ!
一方で、給電用ポートがmicro USB Type-Bなのがネックです。まぁ、micro USB Type-Bは家に沢山余っているので、活用できるのは嬉しいですけど。
やっぱり挿しにくいのですが、そこがまた愛嬌があってかわいいです。
以上、ベア三郎でした!
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