ポータブル電源のニーズは、時代と共に大きな変化を遂げてきました。以前は一部のキャンパーだけのものでしたが、いまでは防災対策や車中泊、ワーケーションのために購入する方が増えています。
そんな中、売れ筋エントリーモデルとしていま注目なのが「BLUETTI(ブルーティ) EB3A」。リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、超軽量で安全性に優れたポータブル電源です。
この記事では、エントリーモデルのポータブル電源「BLUETTI EB3A」について、実際に使って分かったメリットをご紹介します。
BLUETTI EB3Aの概要
BLUETTI(ブルーティ)は、2009年からポータブル電源を研究・販売してきた電子機器メーカーです。高性能なのにコストに優れたリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)を積極的に採用し、いまやポータブル電源のリーディングカンパニーのひとつに数えられます。
中でも最新のエントリーモデルである「BLUETTI EB3A」は、600Wの出力を備えながらも、たった 4.6 kg という超軽量サイズ。最近ではキャンプ以外にも、リモートワークやワーケーションで活用するニーズもあり、携帯性を重視するユーザーからも注目されています。
小さい筐体に8つの出力ポートを備え、天面にはワイヤレス充電パッドも付いています。全部使えば、最大9つのデバイスを同時に充電することが可能。一般的な小型ポータブル電源の多くはポート数が少なく、ここまで多くのポートを備えているのは珍しいと言えます。
また、BLUETTI EB3Aには3.12 インチのディスプレイが搭載されており、必要な情報がパッと見ただけでわかるようになっています。発色もキレイで屋外でも視認性もグッド。
カラーはスチールグレーとベージュの2色展開となっており、スリムな見た目のとおり、BLUETTI史上最少・最軽量モデルとなっています。
製品仕様
容量 | 268Wh |
バッテリータイプ | LiFePO4 (2500+ サイクルで 80%) |
AC入力 | 100V 最大430W |
PV入力(太陽光) | 12V-28V 最大200W |
AC出力 | 100V 最大600W(サージ1200W)×2 |
DC出力 | 12V(シガーソケット), 12V(DC5521) ×2 |
USB出力 | USB-C: 100W PD ×1、USB-A: 5V/3A ×2 |
ワイヤレス充電パッド | 最大15W |
充電温度 | 0-40℃ |
寸法 | 255×180×183mm |
重さ | 4.6Kg |
使って分かった、BLUETTI EB3Aの導入メリット
メリット①:コンパクトで持ち運びに便利
BLUETTI EB3Aの重量はたったの 4.6kgで、持ち上げてみると軽くて驚きました。サイズもとてもコンパクトで、とても600Wの出力があるとは思えない大きさです。BLUETTI 史上最少・最軽量とのことですが、他社製品と比べても、ここまでコンパクトなポータブル電源はなかなかお目に掛かれません。
参考までに、某『J社』の500W対応ポータブル電源の重量は 6.8kgでした。仕様上の大きさも比べてみると、BLUETTI EB3Aのほうが一回りスリムです。
持ち手も、ワイヤレス充電を考えてのことだと思いますが、完全にフラットになるため、収納時も邪魔になりません。
これだけコンパクトだと、無理なくリュックサックに入れて持ち運びも可能です。本体を充電するためのACアダプターも不要ですので、モバイルバッテリーの代わりに、ワーケーションのお供に携帯するなんて使い方も現実的な手段になっちゃいますね。
メリット②:定格600Wのハイパワー
BLUETTI EB3Aは、268.8 Whのバッテリー容量と定格600Wの出力を備えたポータブル電源です。
一般的にはバッテリー容量と出力の大きさは同じであることが多く、バッテリー容量とサイズは比例するため、『小型=非力』というイメージが定着しています。
ところがBLUETTI EB3Aは、バッテリー容量に比べて約2倍の出力が可能。さらに電力リフト機能を使うことで、最大1200Wまでのデバイスを動作させることができます。
ただし、電力リフト機能は緊急避難的な用途を想定しており、1200Wのものがそのまま動作する訳ではなく、600W以下に電力を下げて動作させる機能です。
実際に、定格1200Wのドライヤーが動くかどうか試してみました。通常の「Set」モードであれば300Wほどしか使用せず、普段と変わらない熱風が確認できました。
BLUETTI EB3Aはスマートフォンの専用アプリでバッテリー残量の確認や、各種設定が行えるようになっており、ポータブル電源が何W出力しているのかも一目でわかるようになっています。
次に、アプリから電力リフト機能をオンにして「TURBO」モードを試してみます。こちらはドライヤーの仕様通り、1200W出てしまうらしく、最初の1,2秒だけ勢いよく熱風が出たものの、すぐに「Set」モード並みの動作に。
電力リフト機能を使うことで、BLUETTI EB3Aの限界を超えた電力のデバイスでも、停止することなく動作することが分かりました。いざというときには便利な機能ですね。
メリット③:専用スマホアプリで簡単操作
BLUETTI EB3Aはポータブル電源ではめずらしく、専用スマホアプリに対応しています。バッテリー残量のチェックや、各種設定が手元で行えてとても便利です。
ファームウェアのアップデートもアプリ経由で行えます。時には使用上の問題点を解消してくれる場合もあるので、購入初期は必ずアプリでファームウェア更新があるか、確認するようにしましょう。
メリット④:ACアダプター要らずの高速充電
BLUETTI EB3AはACアダプターが内蔵されており、電源コード1本ですぐに充電できます。ポータブル電源の多くがACアダプターを必要としている中、これは嬉しい設計です。せっかく本体が軽量・コンパクトなのに重たいACアダプターを持ち運ぶとなると、魅力も半減ですからね。
また、ACコンセントからの充電は最大350W。充電は3モードから選ぶことができ、高速モードを使うことで、最短40分で70%まで充電可能です。充電時のファン音が気になる方は、アプリから「標準」または「静音」モードを選んでファン音を低減させてみてください。
メリット⑤:簡易UPS機能付きで突然の停電でも安心
BLUETTI EB3Aをよりユニークにしている機能のひとつにUPSがあります。UPSとは、突然電源が切れてしまうと困るパソコンやゲーム機器などのデバイスを停電から守ってくれる機能です。
UPS機能の使い方はとても簡単です。本体を壁のACコンセントをつなげて充電状態にしておくだけで、AC出力がパススルーモードに自動的に切り替わります。たったこれだけで、万が一の停電時にはバッテリーに切り替わるという仕組みです。
本格的なUPSのように、停電時にパソコンを自動シャットダウンしてくれるような機能はありませんが、日頃からポータブル電源を活用できるのは嬉しいメリットです。
まとめ:軽量コンパクト×高出力の組み合わせはまさに最強!
この記事では、ポータブル電源の大本命「BLUETTI EB3A」について、実際に使用した感想を元に導入メリットをご紹介しました。
BLUETTI EB3Aは、話題の次世代バッテリーであるリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、BLUETTI史上最少・最軽量を誇るポータブル電源です。また、クラス最軽量なのに最大600Wの出力に対応するパワフルさもあり、さらに電力リフト機能を使えば定格1200Wのデバイスまで動作させることができます。
これまでのポータブル電源は、このサイズでも約7kgほどあり、手に持つと割とずっしり感があったのですが、BLUETTI EB3Aは4.6kgとかなり軽量です。
専用のスマホアプリで各種操作や状態確認ができるほか、簡易UPS機能も備え、まさに最強のポータブル電源だと言えます。
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以上、ベア三郎でした!
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