生活様式の変化による電力需要の増加、世界情勢の不安による燃料調達リスクが原因となり、政府より冬季の省エネ・節電要請が発表されました。
そこに昨今の値上げラッシュも重なり、節電は個人レベルの切実な問題に。
すぐできる対策として重ね着もいいですが、洗濯物も増えるし、動きにくいのが難点。
そこで目を付けたのが、今夏「着るクーラー」として大ヒットした「SONY REON POCKET(レオンポケット)」です。
暑すぎる夏を乗り切るために購入した「SONY REON POCKET」ですが、冷やすだけではなく、温めることも得意なんです。
SONY REON POCKETの概要
SONY REON POCKETは、本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めるウェラブル・デバイスです。
充電して繰り返し使えるリチウムイオン電池を内蔵しており、本体だけで最大2~4時間動作します。
使用時間を延ばしたい場合は、付属のUSBケーブルでモバイルバッテリーと接続して使います。充電しながら利用できるように、100cmのL字型USBケーブルが付属しています。
容量が10,000mAhあるモバイルバッテリーの場合、WARMモードで最大27~54時間も使用することができるんです。
操作はスマホアプリでスマートに
SONY REON POCKETは本体のボタンでOFF/ONできるほか、細かな設定や温度調整は専用のスマートフォンアプリを使います。
好みの温度設定レベルに調整できるマニュアルモードのほか、歩行や静止などの状態を本体が検知して自動的に温度調整してくれるオートモードや、「WARM → 10秒停止 → COOL → 10秒停止 → WARM →…」などの連続動作が設定できるMY MODEがあります。
好みのパターンにカスタイマイズできますが、プリセットも優秀です。「スタミナ WARM」や「おうち WARM」を使えば、さらに駆動時間をアップさせることだって出来るんですよ。
感想:めちゃくちゃ温かい…
夏場は一度もWARMモードを使わなかったので知りませんでしたが、いま時期に使うとめちゃくちゃ温かいです…!
手に持って、直接温めたい所に押し当てて使うこともできますが、筆者は別売りの専用ネックバンドを使って背中を温めて使っています。
ネックバンドを使って背中を温めると、だんだん背中がポカポカしてきます。あまりに気持ち良すぎて、気が付いたら眠ってしまうこともしばしば。
イメージをお伝えすると、まるで背中だけお風呂に入っているような心地良さです。
ネックバンドはほぼ必須な割に、別売りなのがイケてないところですが、専用ネックバンドを使うことを強くオススメします。
気になる電気代は?
SONY REON POCKETの気になる電気料金は、1日あたり12時間使ったとしても最大0.5円程度です。ちなみに1200Wのセラミックファンヒーターを使用した場合、1日12時間で約380円です。
3.7V×10000mAh=3.7V×10Ah=37Wh
37Wh÷1000W=0.037 kWh
0.037 kWh×27円=0.999円
圧倒的な電気料金の差が見て分かりますね。
逆に、モバイルバッテリーの電気料金がこんなに安いこと驚きました。
部屋全体を暖めてくれるセラミックファンヒーターに比べると、もちろん足元などは寒いまま。電気料金が桁違いに安いのも納得です。筆者は厚手の靴下やルームシューズを併用することで乗り切っています。
まとめ:少し高いが夏と冬両方使えることを考えると買い!
結論、めちゃくちゃオススメ。人間、背中をジンワリ温めると気持ちが良いです。
ネックバンドが別売りなのと、少し本体価格が高いことがネックですが、夏も冬も使えるので電気料金を考えると購入する価値は十分あると思います。
SONY製品だけあって、モノとしての完成度は高く、専用スマホアプリが非常に優秀です。また、自動OFF/ON機能も備わっており、着け外しするだけでいいのはとっても楽チン。
あとは、耐久性が気になるところですが、筆者はほぼ毎日夏の期間使い倒していましたが、未だに問題が出る様子もありません。
厚着やタートルネックもいいですが、冬場の電力事情と値上げラッシュを乗り切るスマートな手段として、ぜひSONY REON POCKETをご検討ください。
以上、ベア三郎でした!
コメント