皆さん、こんにちは。音楽ブロガーのベア三郎です。
ギターという楽器を語る上で、避けて通れない「ギターの神様」エリック・クラプトン。
クラプトンは、華麗なギターテクニックだけではなく、ブルースからしっとりしたR&Bバラードまで歌いこなすボーカルにも定評があります。
本稿では、そんなクラプトンの代表曲をご紹介したいと思います。
クラプトンはギターキッズの夢が詰まっているんです♪
エリック・クラプトンってこんな人
エリック・クラプトンは、1945年イギリス・サリー州生まれのギタリスト・シンガーです。
1960年代から、ヤードバーズ、クリームといったバンドで活躍し、1968年には親友だったジョージ・ハリスンに呼ばれてビートルズのアルバムにも参加しています。
私生活では、そのジョージ・ハリスンの妻を略奪しちゃったり、70年代には薬物中毒、80年代はアルコール中毒、91年には当時4歳の息子がアパートの53階から転落死するなど、波瀾万丈な人生を送っています。
そして、クラプトンといえば、ギターの神様と呼ばれるその超絶ギターテクニックです。
あまりの早弾きに、運指がスローモーションに見えたのかクラプトンは「スローハンド」とも呼ばれます。
70歳となった現在でも、第一線を走る傍ら、アルコール、薬物中毒者の治療支援を行うなど、慈善活動家としても積極的に活躍しています。
また、その腕前から、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックと共に、ブリティッシュロック3大ギタリストの一人に数えられています。
Change The World
映画「フェノミナン」の劇中ナンバーとして、エリック・クラプトンが提供したことで有名です。
この曲は、実は女性カントリー歌手である「ワイノナ・ジャッド」のカヴァー曲。親しみあるメロディで、世界的な大ヒットナンバーとなりました。
とくに日本では大ヒットし、それまでエリック・クラプトンを知らなかった層にまで広まりました。
収録アルバム:Clapton Chronicles: The Best of Eric Clapton
Blue Eyes Blue
1999年リリースの失恋の歌。クラプトンはギターの神様ですが、歌声もたまらなく渋くていいですね。
エアロスミスの『ミス・ア・シング』をはじめ、数々のヒットナンバーを生み出してきた、ダイアン・ウォーレンによるミディアム・バラードです。
こちらの曲は映画『プリティ・ブライド』の挿入歌でもあります。あのプリティ・ウーマンの続編ですね。
Tears in Heaven
“Tears in Heaven”は、エリック・クラプトンが1991年の映画「Rush」のサウンドトラックに提供した楽曲で、その後1992年のアルバム「Unplugged」にも収録されました。この曲は、クラプトンの息子コナーが亡くなった悲しみを綴ったものであり、その感動的な歌詞とメロディが世界中のリスナーに愛されています。
“Tears in Heaven”は、アコースティックギターを基調としたバラードで、柔らかく美しいメロディが印象的です。歌詞は、失われた愛する者への想いや、天国で再会できるかという疑問を表現しており、エリック・クラプトンの心情が繊細に描かれています。彼の滑らかで感情豊かな歌声が、リスナーの心に深く訴えかけます。
ギター演奏は、クラプトンがアコースティックギターの持つ美しさを最大限に引き出しています。彼の繊細なフィンガーピッキングやアルペジオが、曲全体に温かみと哀愁を与えています。特にアルバム「Unplugged」でのライブ演奏は、ストリングスとピアノを加えたアレンジがより感動的な雰囲気を演出しています。
“Tears in Heaven”は、エリック・クラプトンの代表曲の一つであり、その美しいメロディと感動的な歌詞が多くのリスナーに愛され続けています。この曲を聴くことで、クラプトンの優れたソングライティング能力と深い感情表現を体感することができます。
収録アルバム:Rush (Music from the Motion Picture Soundtrack)
Layla
“Layla”は、エリック・クラプトンがデレク・アンド・ザ・ドミノスとして1970年にリリースしたアルバム「Layla and Other Assorted Love Songs」に収録されている楽曲で、彼のキャリアを通じて最も有名で愛される曲の一つです。
ジョージ・ハリスンの前妻への想いを綴った曲としても有名です。アルバム「アンプラグド」収録のアコースティク・バージョンもオススメ。後半チョーキングを多用したソロがたっぷり聴けます。
収録アルバム:いとしのレイラ、アンプラグド
Cocain
1977年リリースの名盤「Slow Hand」より。コカイン賛美の曲のようにも聴こえますが、薬物使用への警告とも読める歌詞が一部あります。薬物中毒になった経験のあるクラプトンが歌うとなんか説得力がありますね。
収録アルバム:Slow Hand
ちなみに「Slow Hand」はエリック・クラプトンの愛称です。
Forever Man
1985年のアルバム「Behind The Sun」に収録された、まさに漢臭漂う1曲です。いまでは冗談かと思うような「おまえの永遠のオトコになってみせる」的な歌詞で、聴く人を圧倒します。クラプトンの代表的な楽曲の一つであり、1980年代の彼の音楽スタイルを象徴するポップロック・チューンです。
“Forever Man”は、キャッチーなメロディと印象的なコーラスが特徴で、当時のエリック・クラプトンの音楽性が色濃く反映されています。曲全体のアレンジは、1980年代のポップロックの特徴を反映しており、シンセサイザーやドラムマシンが効果的に使用されています。
もちろん、エリック・クラプトンといえばその卓越したギタープレイが外せません。この曲でも、彼の独特なギタートーンとフレーズが随所に聴かれます。特にギターソロ部分では、彼の優れたテクニックと感性が光り、聴く者を魅了します。
収録アルバム:Behind The Sun
Pilgrim
1998年にリリースされた同名アルバム『Pilgrim』より。ギターの神様というだけじゃなく、こんなしっとりしたバラードまで歌いこなせるクラプトンはアーティストの中のアーティストだと思う。
そしてこのナンバーが収録されているアルバム『Pilgrim』は、近年のクラプトンのアルバムとしては1、2位を争う人気で、しっとり聴ける大人のナンバーが多数収録されていて、入門編としてとくにオススメです。
収録アルバム:Pilgrim
はじめてのエリック・クラプトン
まとめ・感想
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
どの曲もすばらしいですが、なんだかんだいって「Change The World」の完成度はすば抜けていると思いました。
入門編として買いたいアルバムとしては『Pilgrim』か『Reptile』がオススメです。
あと、やっぱり彼の半生がすごすぎる。
ロック黎明期から音楽シーンを支え続けた、まさに生き字引のような存在ですね。
ギターキッズ(大人も含め!)にはまさに神様と言える存在です。
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