【寝ホン・実機レビュー】気が付いたら寝落ち。巷で人気の睡眠専用イヤホンKandarを実機レビュー!

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睡眠不足で悩むのはよくある話で、筆者もその一人です。特に入眠に時間がかかるタイプで、ベッドの上で2時間以上眠れないこともあります。

いろいろな対策を試してきましたが、自分と相性が良かったのは音楽やラジオを聴きながら寝る方法でした。

美しい自然の音やASMRはさることながら、もっとも効果的だったのが有名大学の難しい講義を流すこと。不思議とよく眠れるんです。

ただ、この方法には一つ問題があります。

横になると、イヤホンが枕と耳の間に挟まってしまい、耳が痛くなるんです。スピーカーから音を出す方法もありますが、周囲の音を遮断できるインナー型イヤホンが一番です。

そこで見つけたのが、最近TVでも話題になっている『寝ホン』。このイヤホンは、横になっても耳が痛くなりにくい設計になっていて、まさに睡眠専用。

その中でも、特に気になっているのが『Kandar 寝ホン(第2世代)』です。楽天やAmazonで高評価レビューが多く、各レビューサイトでもよく取り上げられている注目の寝ホンです。

早速入手して2週間じっくり使ってみましたので、この記事では『Kandar 寝ホン(第2世代)』の使用感についてお伝えします。

Kandar 寝ホン(第2世代)
総合評価
( 4 )
メリット
  • 薄いので横になっても耳が痛くならない
  • 軽くて装着感が快適
  • マイルドな音質でどんな音楽でも耳に刺さりにくい
  • 意外と音質は悪くない
  • タッチセンサーが無いので誤動作が起きない
デメリット
  • イヤーピースが安っぽい(合わなければ買い替えればOK)
  • やっぱりタッチセンサーで音量調整・再生/停止くらいはできる方がよかった
  • 朝起きたら外れていることがしばしば(逆に外れないと危ない…?)
  • 3時間ほどで充電が切れてしまう
目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

Kandar 寝ホンの特長

Kandarってどんなメーカー?

Kandar 寝ホン(第2世代)は多数のブログやYouTubeでレビューされており、評価が高いことで知られています。ですが、肝心のメーカーの情報はほとんどなく、日用雑貨を取り扱っている日本の企業ということだけが分かっています。

もうちょっと有名メーカーの寝ホンってないの?

『寝ホン』に向いたイヤホン自体、ホントに数が少ないです。SONYなどの有名メーカーが出しているイヤホンの中で、小型・軽量なだけのイヤホンを『寝ホン』と称して紹介している記事をよく見かけますが、個人的にはオススメできません。

理由は単純で、ハウジングが薄くないから。寝ホンにもっとも重要なのはハウジングの薄さなんです。

寝ホンは薄さが肝心!

寝ホンで一番肝心なのが、その薄さです。Kandar 寝ホン(第2世代)の商品説明では7mmと記載がありましたが、筆者が計測する限りは約10mmでした。

それでも十分すぎる薄さで、『寝ホン』を名乗っても全く違和感ありません。

実際に耳の模型に着けてみると、AirPods Proと比べて、出っ張りがかなり抑えられていることが分かると思います。(ちなみに模型の耳は実際の耳より一回りほど小さいです)

ちなみに重量はわずか2.5gでした。装着しても重量を感じないほど軽いです。

これほどの軽さを誇るイヤホンはなかなか出会えません。

というより、これまで数多くのイヤホンをレビューしてきましたが、ぶっちぎりで最軽量ではないでしょうか。

ちなみにKandar 寝ホン(第2世代)の商品説明では約2gと書かれていたので「ん?」となりましたが、それでも十分すぎる軽さです。

Kandarのイヤホンとしての実力

Kandar 寝ホン(第2世代)はあくまで睡眠専用イヤホンです。タッチセンサーは誤動作防止のため、第2世代では省かれたようです。

タッチセンサーは確かに便利ですが、睡眠中に誤動作されても困ります。筆者は手の届く範囲にスマホを置いて寝ていますので、操作に困ることはほとんど無かったです。

仕様についてはこんな感じです。

製品仕様

イヤホン本体製品名L29-KD Ⅱ
通信距離10m(障害物無し)
充電時間約2時間
音楽再生約4時間
Bluetoothバージョン5.2
充電ケース充電時間約3時間
電離容量650mAh

コーデックなどの情報は公開されていないみたいですが、値段の割にはイイ音がします。睡眠専用を謳っているためか、高音域と低音域が抑えられたカドが無い音質です。

睡眠時にじっくり音楽鑑賞する訳でもありませんので、このマイルドな感じの音質がむしろ嬉しいですね。

音楽鑑賞としては少し物足りませんが、意外に普段使いもアリだと思います。

実際に使ってみた感想

記事の冒頭で触れたように、筆者は寝るときに音楽や環境音を流す習慣があります。そんなわけで、待ちに待った「寝ホン」を2週間テストしてみました。

2週間使っていると、製品の良い点だけでなく、改善が必要な部分も見えてきます。

ただ、結論を先に述べておくと、買って良かったです。これまでAirPods Proでやり過ごしてきましたが、夜中に耳が痛くて起きてしまうこともあり、それが無くなっただけでも大きな収穫でした。

以下によかったところと、イマイチだった点を挙げてみます。

Kandar寝ホンのよかったところ

  • 薄いので横になっても耳が痛くならない
  • 軽くて装着感が快適
  • マイルドな音質でどんな音楽でも耳に刺さりにくい
  • 意外と音質は悪くない
  • タッチセンサーが無いので誤動作が起きない
ベア三郎

目的だった寝ながら音楽を聴くという目的においては余裕で合格!!

Kandar寝ホンのイマイチだったところ

  • イヤーピースが安っぽい(合わなければ買い替えればOK)
  • やっぱりタッチセンサーで音量調整・再生/停止くらいはできる方がよかった
  • 朝起きたら外れていることがしばしば(逆に外れないと危ない…?)
  • 3時間ほどで充電が切れてしまう
ベア三郎

この値段の寝ホンとしては十分なのでイマイチな点は絞りだした感があります。

色々とイマイチな点として挙げてみましたが、バッテリー容量はサイズに直結するので、正直、再生時間を大幅に伸ばすのはかなり大変だと思われます。また、誤動作が起きないタッチセンサーもなかなか難しいと思うのですが、Kndarさんに期待を込めて。

まとめ:考え抜かれた実力派寝ホン。この値段なら、迷わずポチっていいかも

正直なところ、無名なメーカー製品だったので半信半疑で購入しました(笑)。

Kandar 寝ホン(第2世代)は、ハウジングがかなり薄く仕上げられており、姿勢が横になってもほとんど耳が痛くなりません。より効果を高めるためには、できれば固い枕ではなく、低反発枕のほうが相性はいいと思います。

音質も睡眠用ということでマイルドに調整されており、価格も睡眠用イヤホンの中では比較的安価です。

『寝ホン』が気になっている方は、一度Kandar 寝ホン(第2世代)をぜひ試してみてください。

以上、ベア三郎でした!

ちなみに今回のレビュー時に使った枕はこちらです。某大手メーカーのオーダーメイド枕を使ってもダメだった肩こりが解消しました。

低反発で柔らかいので寝ホンの良さを最大限に活かしてくれますよ!

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