【ロジクールERGO M575Sレビュー】初心者でも使いやすい?使って分かったワイヤレス トラックボールマウスのメリット・デメリット

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まだトラックボールマウスを迷っている人へ。

PC作業が多い人にとって、自分に合ったマウスを探すことは人生の目標の一つと言っても過言ではありません。

僕はこれまで様々な形状、サイズ、機能を持つ一般的なマウスを試してきましたが、どれも完全には満足できませんでした。

そんな中、以前から気になっていたトラックボールマウスに挑戦してみることに。特に、ロジクールのERGO M575Sワイヤレス トラックボールが注目を集めていると聞き、試してみる決断をしました。

こちらの記事では、トラックボールマウス初心者の僕が気付いたロジクールERGO M575Sの魅力について語ります。

エルゴノミックデザインの効果、高性能オプティカルセンサーの精度、どれくらいで慣れたのかなど、実際に使ってみた感想をベースにメリットとデメリットを解説していきます。

ロジクール ERGO M575S トラックボールマウス
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 手に馴染むエルゴノミックデザイン
  • 滑らかな3層構造トラックボール
  • 最長24か月持つ電池寿命
  • カスタム可能な専用ソフト
デメリット
  • 機能ボタンの数が限られる
  • 慣れるまで数日掛かる
目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

トラックボールマウスに挑戦してみようと思った理由

理由は単純で、他の有名ブロガーやYouTuberがこぞってトラックボールマウスを推しているから。

一見すると使いづらそうですが、トラックボールマウスは、ハマると抜け出せないほど快適らしいです。

やっぱりトラックボールマウスは憧れます。使いこなしている人って、なんか玄人っぽさが出る気がしませんかw

ちなみに、僕はこれまで『ロジクール LIFT』を愛用していました。

独特のエルゴノミック・デザインで、手首や腕、肩の疲労をかなり軽減してくれた優秀なマウスです。

同じ形状の『MX Vertical』も持っていましたが、私の手には少し大きかったので、LIFTに落ち着きました。

これでも十分満足しているのですが、トラックボールマウスに挑戦することで、本当に『ロジクール LIFT』が自分にとってベストなマウスなのか確かめたい気持ちもあります。

ベア三郎

最高のマウスと出会うため、避けては通れない道なのです。

ERGO M575Sの主な特長と初心者に優しいポイント

使ってみた感想の前に、ERGO M575Sの優れた特長について紹介させてください。ここでは特に初心者にとって魅力的なポイントをいくつかピックアップしてみました。

初心者に嬉しいポイント① 高評価・ド定番のトラックボールマウス

ロジクールのERGO M575Sは、昨今のトラックボールブームを牽引する超人気マウスです。とはいえ、約7,000円という価格に躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、迂闊に安価なトラックボールマウスに手を出してしまうと、その製品特有の問題であっても、トラックボールマウス嫌いになってしまうリスクがあります。

世界中から高い評価を得ているERGO M575Sは、初心者にとって安全な選択肢です。もし、ERGO M575Sでダメならトラックボールマウス自体をスッパリ諦めても良いと思います。

初心者に嬉しいポイント② 高い機能性

ERGO M575Sがド定番のトラックボールマウスとして名を馳せるにはいくつか理由があります。

エルゴノミックデザイン

ロジクールのERGOシリーズは人間工学に基づいたエルゴノミックデザインが特長です。スッと手に馴染む形状で、長時間使用しても手首がほとんど疲れません。

簡単につながる

ERGO M575Sはドライバーソフトを入れる必要が無く、パソコンに付属のUSBレシーバーを挿すか、Bluetooth接続で簡単につながります。

僕みたいにUSBポートを消費したくない人にとって、Bluetooth接続できるのは嬉しいですね!

カスタマイズ可能な多機能ボタン

左クリックとトラックボールの間に多機能ボタンがあり、専用ソフト『Logi Options+』を使えば、機能をカスタマイズすることが可能。

ChromeやPhotoshopなど、アプリケーション毎にカスタマイズした設定を保存することもできます。

さらに『Smart Actions』を使えば、iPhoneの『ショートカット』のような作業の自動化をボタンに割り当てることだって可能です。

最長2年間、電池交換不要!

ERGO M575Sは電池交換式のトラックボールマウスです。バッテリー内蔵式も便利ですが、バッテリーの劣化が気になります。

電池交換式はバッテリーの劣化を気にする必要が無く、新しい電池に交換すれば最長2年間も使えます。

以上の特長からもわかるように、ロジクールのERGO M575Sは初心者でも安心して使えるように設計されています。

次のセクションでは、実際に使ってみた感想と評価についてお伝えします!

実際に使ってみた感想

果たして、トラックボールに慣れることはできたのか?

結論として、1週間で慣れました。最初は「これは無理かも」と思ったのですが、日を追うごとに、みるみるうちに慣れていきました。

1日目は親指が思うように動かず、不要な力が入りすぎてしまったのか、1時間もしないうちに親指がプルプル震えだす結果に。

2日目も1時間くらいで親指がプルプルしてきたものの、大まかなマウス操作はできるように。

3日目にして指プルが収まり、ようやく文章をドラッグできるレベルに成長。

1週間が経過した頃には、文章のドラッグアンドドロップも安定して行えるようになりました。非常に高精度なオプティカルセンサーが搭載されており、親指の細かな動きを正確にトレースしてくれます。

ベア三郎

ボールはとても滑らかで、親指に吸い付くような感覚!

慣れてくると、指でボールを弾いて一気にマウスカーソルを飛ばせるようになってきます。

これがめちゃくちゃ便利で、最初のうちは嬉しくて無駄に飛ばしまくっていましたw

イメージとしては、自転車の練習に似ています。最初は「こんなの無理」と思っていたのに、一度コツを覚えると一気に上達していく感じ。

手首に掛かる負担が明らかに減少

ERGO M575Sは、そっと手のひらをマウスに重ねるだけで、親指の腹がトラックボールに自然にフィット。

普通のマウスでは当たり前である『握る』という行為そのものが不要です。

多くのマウスが『握りやすさ』をウリにしていますが、ERGO M575Sは次元が違います。

指以外はほとんど動かさないので、あきらかに手首や肩の負担がグッと減りました。

一方で細かな作業はまだ難しい

ようやく慣れてきたものの、画像編集ソフトで細かな作業が必要となるケースでは、まだLIFTに頼っています。

日を追うごとに上達を実感しているので時間の問題だと思いますが、トラックボールマウスだけで画像編集できるようになるには、もう少しだけ時間が掛かりそうです。

サイドボタンの位置が慣れない

『戻る』『進む』などの機能が割り当てられているサイドボタンですが、普通のマウスだと、親指の辺りに搭載されています。

ところが、トラックボールマウスは当然ながらその位置にトラックボールがあるので、ちょっとズレた位置に存在します。

ERGO M575Sの場合、人差し指での操作が期待されていると思うのですが、まだ慣れないです。

個人的には、ボタンが少し大きすぎるように思えました。

静音マウスではない

僕がこれまで使っていたLIFTは静音マウスでした。

ところが、ERGO M575Sは静音マウスではなく、小さい音ではありますがクリック音がします。

上位モデルである『MX ERGO』は静音マウスなので、どうしても気になる方はこちらをどうぞ。

まとめ:完成度の高い入門用トラックボールマウス。手首の疲れとサヨウナラしよう

ERGO M575Sは約7,000円するちょっぴり高価なマウスです。ですが、その完成度は高く、僕のようなトラックボールマウス初心者でも、挫けることなく使い続けられるだけの快適さがありました。

ロジクールにはLIFTのようなエルゴノミックマウスが沢山ありますが、トラックボールマウスほどの負担軽減効果は望めません。

慣れるまで日数は掛かりますが、いまのマウスに疲労を感じている方は、ぜひトラックボールマウスを試してみてください。

以上、ベア三郎でした!

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