こんばんは。どうも、ベア三郎です。
哀愁漂うブルースは、ひとり静かに飲みたい夜のBGMにぴったりです。今回は『深夜に聴きたいおすすめのブルース』というテーマでブルースの名曲をお届けします。
B.B.KingやJohn Lee Hookerといったブルースの巨人達による、本格的なスロー・ブルースを、心ゆくまでごゆっくりご堪能ください。
Three O Clock Blues
Song by B.B. King
まずはB.B. Kingの「Three O Clock Blues」です。この曲はローウェル・フルソンのカヴァーで、1952年にリリースしたB.B. King最初のヒットナンバーとなりました。真夜中に去った恋人を思い出す…。そんな情けない夜もありますよね( ;∀;)
B.B. Kingの生涯を通じての十八番で、のちに、エリック・クラプトンと共演したアルバム『RIDING WITH THE KING』にも収録されています。
Mojo Hand
Song by Sam Lightnin’ Hopkins
お次は、サングラスに葉巻がトレードマーク『ライトニング・ホプキンズ』を代表するナンバー、『Mojo Hand』。
『ライトニング・ホプキンズ』はブルースを語る上で外せない存在で、ブルースでは当時珍しかったビルボード・チャートにランクインし、ブルースのファン層を増やした大御所です。アコースティックギターと甘い歌声に酔いしれてください。
Louise
Song by John Lee Hooker
キング・オブ・ブギの愛称で親しまれるジョン・リー・フッカーの名曲「Louise」。独特のリズムが特徴の『ブギ・スタイル』を生み出したブルース界の重鎮。なんと、1980年の映画『ブルース・ブラザーズ』にもストリート・ミュージシャン役で出演しています。愛したルイーズはいまどこに…。
Black Night
Song by Charles Brown blues
ブルースピアニストであるCharles Brown blues(チャールズ・ブラウン)の代表曲「Black Night」。都会的で甘いボーカルが特徴の『ウェストコースト・スタイル』に分類される。あのレイ・チャールズもチャールズ・ブラウンからの影響を公言しています。若手の頃、のちのブルースを代表するギタリスト『アルバート・キング』が、ドラマーとして彼のバンドに参加していたことは驚き。
You Got Me Crying
Song by Jimmy Reed
いい感じに緩い。いかにも南部出身のJimmy Reedらしい名曲。彼はR&Bやポップスの特徴も取り込み、1950年代から60年代にかけて活躍しました。ジミー・リードはロック界からも信望が厚く、ローリング・ストーンズやエルヴィス・プレスリーなどにも影響を与えました。
Stay Around A Little Longer ft. B.B. King
Song by Buddy Guy
1958年からシカゴで活躍し、シカゴ・ブルースの生みの親とされるバディ・ガイ。歳を重ねてからも精力的に活動し、2013年にはエアロ・スミスとの共演したことが記憶に新しい。この曲はバディ・ガイとB.B.キングのコンビ。こんなおじいちゃんになりたいな(/ω\)
Stormy Monday
Song by T-Bone Walker
ラストはブルース界にエレクトリック・ギターを持ち込んだ最初の一人とされる、T-Bone Walkerの名曲「Stormy Monday Blues」様々なアーティストにカバーされ続けているブルースのスタンダードナンバー。
まとめ・感想
最後までお読みいただき、有難うございました!
いかがでしたでしょうか。深夜に聴きたいブルース特集でした(^^♪
ブルースはアメリカ南部のアフリカ系アメリカ人が生んだ音楽です。白人の奴隷として強制労働させられていた時代にあったワーク・ソングなどが起源となっています。
Jazzとも通じる部分があるのですが、Jazzが様々な楽器を扱うのに対し、ブルースは主にギターと歌が中心の音楽です。
ギター1本と歌声だけで表現することが多いブルースですが、こんなにも世界中で愛されるには、きっと誰の魂にも訴えかけるなにかがあるのかもしれませんね。
そこを汲み取れるようになったら、きっとあなたもブルース通。