MUSE(ミューズ)はじめてにおすすめする7曲

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こんにちは、音楽ブロガーのベア三郎です。

斬新な音楽スタイルでUKロックシーンを牽引し続ける「MUSE(ミューズ)」。

MUSEの特徴はなんといってもボーカルマシュー・ベラミーの艶やかで美しい歌声と、オルタナティブロックに、オペラやクラシックの要素が相まった独特のサウンドです。

MUSEをじっくり聴いたことがなくても、映画やCMなどでよく使われていたりするので「あ、聴いたことある〜」となるかもしれません。

この記事では、「MUSE」のおすすめナンバーとその魅力についてお伝えします。ロック好きにはマストなので、ぜひ参考にしてください。

目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

MUSEってどんなバンド?

ミューズ (Muse) は、1994年にイギリスのデヴォン州ティグニスで結成されたロックバンドで、メンバーはマシュー・ベラミー(ボーカル、ギター、キーボード)、クリス・ウォルステンホルム(ベース、バックボーカル)、そしてドミニク・ハワード(ドラム)のスリーピースバンド。彼らの音楽はプログレッシブ・ロック、オルタナティブ・ロック、エレクトロニカ、シンセポップなどの要素を組み合わせた独自のスタイルで知られています。

ミューズは、エネルギッシュなライブパフォーマンス、壮大かつ独創的な楽曲構成、マシュー・ベラミの卓越したボーカル技術で世界中で大きな成功を収めています。これまでに8枚のスタジオアルバムをリリースし、多数の賞を受賞。

その卓越した演奏と革新的なアレンジ、そして情感に溢れる歌詞が、多くの人々の心を捉えて離さない唯一無二のバンドです。

Sunburn

MUSEを世界に知らしめた1stアルバム「Showbiz」の1曲目!イントロの旋律からしてゾクゾクします。オルタナティヴロックにクラシックの要素が融合したまさに傑作。当時は3ピースでここまで出来るのかーと思いました。このときのプロデュサーはレディオヘッドも手がけたジョン・レッキーです。

「Sunburn」のサウンドは、エネルギッシュなドラムビート、革新的なギターリフ、そして荘厳で独創的なピアノパートがやばいです。ベラミーの繊細かつ力強いボーカルは、リスナーの心を鷲掴みにし、シンセサイザーとエフェクトを駆使したアレンジは、ミューズ独自の世界観を存分に堪能させてくれます。

また、この曲は彼らの初期の作品でありながら、後々ミューズが追求していくプログレッシブ・ロックやシンセポップへの道筋を示しています。これにより、「Sunburn」はミューズのサウンドの進化を理解するうえで非常に重要な楽曲と言えるでしょう。

収録アルバム

New Born

ミューズの「New Born」は、2001年にリリースされた彼らのセカンドアルバム『Origin of Symmetry』からのリードシングルであり、バンドの音楽性の進化を示す画期的な楽曲です。この曲は、荘厳なピアノイントロから始まり、次第にエネルギッシュで重厚なギターリフへと展開し、ミューズの独自の世界観を鮮烈に描き出しています。

「New Born」は、プログレッシブ・ロックとオルタナティブ・ロックの要素が見事に融合された楽曲であり、曲の構成の巧みさとダイナミックな変化が特徴的です。マシュー・ベラミーの独特のボーカルスタイルと、彼の卓越したピアノとギターの技術が組み合わさったこの曲は、リスナーに強烈な印象を与えます。歌詞は、テクノロジーが人間の感情や精神に与える影響について言及しており、ミューズの作品によく見られるテーマのひとつです。

また、「New Born」はミューズのライブでも特別な楽曲で、彼らのエネルギッシュで圧倒的なステージングが曲の迫力を一層引き立てます。オーディエンスは、マシュー・ベラミーの熱狂的な演奏やハワードの力強いドラム、ウォルステンホルムの重厚なベースによって、音楽の渦に飲み込まれることでしょう。

収録アルバム

Plugin Baby

キャッチーで印象的なギターリフとサビのメロディがたまらないナンバーです。マシュー本人の説明を聞いても題名の意味はよくわかりませんが、相当、意味深いらしいです。

それでもライブでは大合唱間違いなしのアンセム。

「Plug In Baby」は、2001年にリリースされたセカンドアルバム『Origin of Symmetry』からのシングルで、マシュー・ベラミーの唸るような独特なギタープレイが際立っていますね。

Time Is Running Out

『Time Is Running Out』は、イギリスのオルタナティブ・ロックバンド、ミューズの3rdアルバム『Absolution』(2003年)からの2ndシングルであり、ダイナミックなリズムと緊張感のあるサウンドデザインが特徴的です。

この曲は、ドラマティックなストリングスと刻まれるようなエレクトロニックビートが交差する中、マシュー・ベラミーの魅惑的なボーカルが浮かび上がる展開が特徴的です。ベースのクリス・ウォルステンホルムのFuzzがたっぷり効いた図太いベースも、ただひたすらにかっこいいですね。

収録アルバム

ワーナーミュージックジャパン

Stockholm Syndrome

ミューズの「Stockholm Syndrome」は、2003年にリリースされたバンドの3枚目のアルバム「Absolution」に収録されている楽曲です。この曲は、独特なサウンドとアレンジで聴く者を魅了します。メロディとリズムの巧みな組み合わせ、そして感情的な歌詞が特徴で、ミューズの才能を最大限に引き出す楽曲の一つと言えます。

「Stockholm Syndrome」は、名前の由来であるストックホルム症候群をモチーフにした歌詞が特徴です。ストックホルム症候群とは、人質が誘拐犯に対して共感や愛情を抱くという心理現象のこと。

この曲でStockholm Syndromeの存在を知りました。ちなみに、マシュー本人は当初、Stockholm Syndromeを意識して歌詞を書いておらず、完成してから歌詞の類似性に気が付いたそう。

ハワードの『これでもか』と言わんばかりのバスドラがメタルファンにも刺さります。とくに曲のラストがめちゃくちゃかっこいいです。

Hysteria

「Hysteria」は、2003年にリリースされた彼らの3枚目のアルバム『Absolution』に収録されている楽曲で、ハードロック、プログレッシブロック、そしてオルタナティブ・ロックの要素が見事に融合した、ミューズならではのサウンドが展開されています。

まず、マシュー・ベラミーのギターは、ディストーションを多用しながらも、メロディアスで美しいフレーズを織り交ぜることで、力強さとエモーションのバランスを保ちつつ独特の音色を生み出しています。また、ベラミーの歌声は、彼独特の高音域と力強さを活かしつつ、アンギッシュに満ちた情感を表現することで、聴く者の心に深く訴えかける力を持っています。

一方、クリス・ウォルステンホルムのベースラインは、この曲の顔ともいえる、緻密で印象的なリフを奏でており、リズム隊の中心として楽曲全体を引き締めています。ドミニク・ハワードのドラムは、力強くタイトなビートを刻みつつ、曲の展開に合わせてダイナミックな表現を見せることで、緊張感と解放感のコントラストを生み出しています。

難産であったこの楽曲は、当初「I Want You (She’s So Heavy)」という仮タイトルで、その名の通りビートルズの楽曲へのオマージュが意図されていました。しかし、この曲に適切なアレンジを見つけるのに苦労し、何度も曲構成を変えるなどして、最終的に現在の形に落ち着いたと言われています。

しょっぱなから最後まで指がつりそうなベースリフがグイグイつづきます。ドミニク・ハワードのサビへ向かって畳み掛けるような感じのドラムも堪りません。

Supremacy

2012年リリースの6thアルバム「The 2nd Law」より。

ミューズの2012年リリースのアルバム「The 2nd Law」からのシングル「Supremacy」は、バンドの音楽的な深みと技巧を見事に体現した傑作と言えるでしょう。かなり、プログレ寄りになってきた感があります。

この曲は、プログレッシブ・ロック、ハードロック、そしてクラシック音楽の要素が巧みに組み合わされ、視聴者を魅了する力強いサウンドスケープを創り出しています。

「Supremacy」は、壮大なオーケストラのアレンジが素晴らしく、より一層ドラマチックな雰囲気を生み出しています。曲の冒頭からヴァイオリンとトランペットの響きが共鳴し、続くギターリフはまるで哀愁漂う戦場を思わせるかのようです。マシュー・ベラミーの独特な高音ヴォーカルも、この曲の持つ特有の緊迫感を際立たせています。

聴いた後は、思わず「スススススス・・・スゥープレマスィいいいいー!」と叫んでしまうこともしばしば。

まとめ・感想

7曲に絞ることがなんと難しいことか。今回も選曲にかなり時間がかかってしまいました…。
MUSE聴いたことないーってかたに魅力を伝えられれば本望です。

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以上、ベア三郎でした!

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 最近Muse聞き始めました
    まずこの7曲から聞いてがっつりはまりたいと思います
    やっぱpvどれもかっこいいわ…

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