【SOUNDPEATS Air3 Proレビュー】2022年ハイコスパモデルの代表格となるか。低価格×ハイレゾ×ハイブリッド式ノイキャンで敵なし?

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皆さん、こんにちは。音楽&ガジェットブロガーのベア三郎です。

昨年後半あたりから、低価格帯イヤホンでもハイエンドクラスに採用されている「ハイブリッド方式」のノイズキャンセリング機能を搭載するモデルが増えてきました。

ベア三郎

ノイキャン技術は年々向上しています♪

その中でも、本日は1月19日に発売された完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3 Pro」は、大ヒットとなった前モデル「T2」の進化モデルという位置付け。

6,000円台と安価ながら、ハイブリッド方式のアクティブノイズキャンセリングを搭載し、ハイレゾ音源の再生を可能とする「aptX Adaptive」にも対応。

コストパフォーマンスに定評があるSOUNDPEATSの最新モデルですが、実際のところ、どうなんでしょうか。

という訳で、いつものように忖度なしで本音レビューしていきたいと思います!

本稿は、実際に購入して執筆させていただきました。

目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

SOUNDPEATS Air3 Proの主な仕様

製品名SOUNDPEATS Air3 Pro
本体重量イヤホン:約4.5g(1個)
ケース:約27.5g
音楽再生時間イヤホン単体:約6時間(ANCオフ時)、約5時間(ANCオン時) / ケース併用で約24時間(ANCオフ時)、約20時間(ANCオン時)
ドライバー12mmバイオセルロース振動版ドライバー
ANCハイブリッド方式アクティブノイズキャンセリング
防水防塵性能IPX4
対応コーデックaptX-Adaptive、aptX、AAC、SBC
Bluetoothバージョン5.2
充電ポートUSB-C

パッケージ

左が前モデルの「T2」で右が「Air3 Pro」です。デザインは違いますが、箱はほぼ使いまわし見たいです。中の箱まで一緒だったので、コスト削減の企業努力が垣間見えてちょっとほっこり。

パッケージなんてどうでもいいんですよ。ようは音質とノイキャン性能デスカラ!

付属品一式

付属品に特質するべきところはありません。日本語対応のマニュアル、Type-C充電ケーブルとサイズ違いのイヤーピースが付属しています。

シンプルながらもケースは個人的に◎

イヤホンはAirPods Proを意識した形状で、よく見るカナル型イヤホンのタイプです。イヤホンの質感はやはり値段なりですが、ケースが非常にコンパクトかつ質感がマットで個人的には◎でした。

ケースの蓋を開けるだけでイヤホンがオンになり、自動で接続されます。電源をオフにするときはケースに戻すだけです。

ベア三郎

マットな感じで持っても滑りにくい!

T2との比較

左が前モデルのT2。見た目にはほぼ同じような感じですが、ケースが若干小さくなってマットな質感に。イヤホンの形状もAirPods Proを意識した作りになっています。

イヤホンもケースも軽くて着け心地はなかなかGood

4.5と完全ワイヤレスイヤホンの中では軽い部類に入ります。

ケースがコンパクトで軽く、質感も結構いいんですよね~。

着け心地は悪くありません。むしろ、この価格帯の中ではトップクラス。軽いし、妙な圧迫感もないので長時間の装着でも痛くなりにくいんじゃないかな、と思います。

タッチセンサーで快適操作!

SOUNDPEATS Air3 Proの操作はイヤホンをタッチするだけで行えます。割と反応が良く、快適に操作できました。

再生/一時停止素早く2回タッチ
音量を上げる右側のイヤホンを1回タッチ
音量を下げる左側のイヤホンを1回タッチ
次の曲右側のイヤホンを1.5秒タッチ
ANC/外音取込み/ノーマルモード切替左側のイヤホンを1.5秒タッチ
ベア三郎

他にもタッチでゲームモード(低遅延)やSiri/Googleなどの音声アシスタンス呼び出しなどが可能です。

SOUNDPEATS Air3 Proの音質は?

派手さは無いが、堅実な音質。

ハイレゾ音源再生を可能とする「」コーデックに対応し、12mmのバイオセルロース振動版を搭載したこちらのイヤホン。音質にも定評あるシリーズではありますが、如何なものでしょうか。

今回もロック・ポップス・EDM・エレクトロ・ブルース・ジャズ・クラシックと様々なジャンルをたっぷり聴いて評価。

感想としては、原音に忠実で派手なチューニングは一切されていない「フラット」な印象でした。ですが、音の広がりはそこそこありますし、音質自体はとても6,000円台のイヤホンとは思えません。

強いて言えば、全体的にわずかですが、音の曇りを感じます。ノイズがある、ということは一切ないのですが、そこは2~3万円するような高級イヤホンとは決定的な差がある部分だと思います。

聴いていれば慣れるもので、12mmのバイオセルロース振動版の安定したサウンドは心地良く、アコースティックな音楽にはぴったりです。

ニールヤングの往年の名曲「Heart of Gold」なんかは、これくらい原音に忠実な音質がちょうどよいです。

一方、クラシックなど静かな音楽では、この音の曇りが気になる方がいらっしゃるかもしれません。

ベア三郎

6,000円台でこの音質は素晴らしい!でも個人的にはT2のほうが好みかも。

SOUNDPEATS Air3 Proのノイキャン性能は?

さすがフィードフォワードとフィードバック方式を組み合わせた、最新のノイズキャンセリング技術を採用しているだけあって、ノイキャン性能は抜群です。

前モデル「T2」をしっかり上回る性能で、さすがにハイエンドモデルと比べるといくらか劣りますが、ノイキャン特有のホワイトノイズも感じませんし、周囲の環境音をかなりの精度で消し去ってくれます。

ベア三郎

ノイキャンは文句なしの性能です♪

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今回はSOUNDPEATSの最新ノイキャン付き完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3 Pro」についてレビューさせていただきました。

6,000円台で、ハイエンドモデルにも搭載されている「ハイブリッド方式」のアクティブノイズキャンセリングを備え、ハイレゾ音源の再生にも対応した「SOUNDPEATS Air3 Pro」。

全体的な感想としては、音質はそこそこながら、ノイキャン性能を重視したい方におススメのモデルでした。

総合:23/30点
音質: 7/10

着け心地: 8/10
ノイズキャンセリング性能: 8/10
対応コーデック:aptX-Adaptive、aptX、AAC、SBC
再生時間:イヤホン単体:約6時間(ANCオフ時)、約5時間(ANCオン時) / ケース併用で約24時間(ANCオフ時)、約20時間(ANCオン時)

以上、ベア三郎でした!

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