皆さん、こんにちは。家電製品アドバイザーのベア三郎です。
タバコやペットのニオイから、花粉やハウスダストなどのアレル物質を除去してくれる空気清浄機。最近では、ウィルス除去効果をうたう製品まで登場しています。
お家の空気が気になる季節がやってきました…。
そこで本稿では、数ある最新の空気清浄機の中から、コストパフォーマンスに優れたオススメの空気清浄機についてお伝えします。空気清浄機の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
空気清浄機の選び方
1.目的を決める
空気清浄機の値段はピンキリ。最近話題の除菌効果をうたう製品は10万円前後から、ハウスダストや花粉の除去だけなら1万円前後から。当然ながら、機能や性能に応じて値段が上がります。
ズバリ、ウィルス除去まで可能なモデルを選ぶか、PM2.5・花粉・ハウスダスト除去だけでいいか、に尽きます。
デザインにこだわるなら、バルミューダかダイソンがオススメです。
2.フィルター性能をチェック
いま販売中のモデルは、1万円以下の安いモデルでも、高性能な「HEPAフィルター」が搭載されていることも珍しくありません。品質は多少違えど、「HEPAフィルター」搭載モデルであれば、PM2.5・花粉・ハウスダストの除去性能に大きな差はありません。
大きく分けて「ウィルス除去可能なフィルター」かそれ以外かの2択になります。
3.加湿機能の有無
筆者のオススメは「加湿機は別途使いやすいものを購入する」です。なぜなら、空気清浄機に付属している加湿機は、タンクが小型で水の補充の仕方も面倒なタイプが多いから。
加湿機単体であれば、数千円で購入可能ですし、上から水を直接足せるタイプがたくさんあります。また、カビの発生を防止する加熱式も加湿機選びのポイントになります。
パナソニック ジアイーノ
次亜塩素酸のチカラで空気を洗う
カラーラインナップ:ホワイト・ステンレスシルバー
サイズ:27 x 39.8 x 71 cm
重量:11.8 キログラム
フィルター:HEPAフィルター
推奨フロア面積:9畳・12畳・18畳(3タイプ)
加湿機能:あり
いま最も人気がある、パナソニックの「ジアイーノ」。最大の特長は、次亜塩素酸で空気中のウィルス除去できる点。本体から次亜塩素酸を発生させることで、室内を浮遊しているウィルスはもちろん、付着したウィルスにも効果があります。
次亜塩素酸が発生する仕組みはとってもカンタン。塩タブレットを、水が入った本体トレーに投入するだけで発生します。水道水と塩タブレットが反応して電気分解することで「次亜塩素酸水溶液」が生み出されるのです。
この「次亜塩素酸水溶液」がフィルターに浸透し、集めた室内の空気が通ることで除菌・脱臭されます。
また、キレイになった空気とともに気体状の次亜塩素酸が室内に放出され、周囲の浮遊菌や付着菌を除菌。常に部屋の中を消毒しているようなイメージですね。
Airdog X3s
交換不要フィルターなのにウィルス除去!
カラーラインナップ:ホワイト
サイズ:31.6 x 30.6 x 65 cm(X3sの場合)
重量:7キログラム(X3sの場合)
フィルター:TPAフィルター
推奨フロア面積:31畳・42畳・139畳(3タイプ)
加湿機能:なし
「Airdog」はシリコンバレーにある空気清浄機専売メーカー。最大の特徴は、独自のTPAフィルターを備え、ウィルスより小さな0.0146マイクロメートルの除去が可能。
独自のTPAフィルターは、一般的なHEPAフィルターの20分の1という驚異的な細かさ。ウィルスやPM2.5はもちろん、ホルムアルデヒドなども除去できてしまいます。
しかも、このTPAフィルターは水洗いに対応。一般的なHEPAフィルターは、定期的な交換が欠かせませんが、洗って何度も使えるのはうれしいですね。
これだけの機能を持ち合わせながら、フィルター交換不要でランニングコストが掛からないのはAirdogだけ。価格は高いですが、長期的にみるとお買い得かもしれません。
BALMUDA The Pure (ザ・ピュア)
バルミューダならではの機能美。
カラーラインナップ:ホワイト、ダークグレー
サイズ:26 x 26 x 70 cm
重量:7.4キログラム
フィルター:TrueHEPAフィルター
推奨フロア面積:36畳
加湿機能:なし
バルミューダは、革新的な技術と優れたデザイン性で大人気の家電メーカー。扇風機やトースターが有名ですね。
バルミューダの家電は性能もさることながら、美しいデザインが特徴。いつも使っている家電がまるでオブジェのような存在感がたまりません。
こちらの「ザ・ピュア」は、バルミューダーならではの機能美を備える空気清浄機。毎分7,000リットルの空気を吸引し、花粉やPM2.5などの微粒子を捕獲します。
最大の特徴は、内部のファンの上に航空機で使われるジェットエンジンを元に考案した「整流翼」。この「整流翼」によって、大容量の空気を驚くほど静かに清浄することが可能になりました。
また、微細な粒子から0.3マイクロメートルまでのウィルスが捕える高性能HEPAフィルターを搭載。強力かつ静かな動作はもちろん、優れた清浄機能を誇ります。
COWAY AIRMEGA 150
高性能フィルター×モダンデザイン
カラーラインナップ:アイボリー、グリーン、ネイビー、ピンク
サイズ:16.5 x 34 x 46.9 cm
重量:5.5キログラム
フィルター:抗菌GreenHEPAフィルター
推奨フロア面積:20畳
加湿機能:なし
こちらの「COWAY AIRMEGA 150」は、「空気も、デザインも美しく」がキャッチコピー。シンプルな見た目からは想像できない本格的な清浄能力と美しさを兼ね備えています。
COWAYは日本ではあまり聞き覚えのないメーカーですが、韓国では「空気清浄機部門 19年連続1位」の売り上げを誇ります。
独自のGreenHEPAフィルターで、最大0.01μmの超微細粒子を99.99%除去。フィルターは、抗菌・抗ウイルス効果が備わっているので、ウイルスと有害菌を不活性化してくれます。
また、空気の汚れ具合をランプでお知らせ。 空気の状態を4色のLEDランプで表示し、空気の汚れ具合に合わせて風量をコントロールする「おまかせモード」も便利です。
ブルーエア Blue Pure 411
スウェーデンが生んだ「360度吸引×静音」のエントリーモデル
カラーラインナップ:アイボリー、グリーン、ネイビー、ピンク
サイズ:20 x 20 x 42.5 cm
重量:1.5キログラム
フィルター:Particle + Carbonフィルター
推奨フロア面積:13畳
加湿機能:なし
ブルーエアは1996年にスウェーデンで生まれた空気清浄機の専売メーカーです。「空気清浄機の
こちらの「Blue Pure 411」は、ブルーエアの中でもエントリーモデル。独自の「Particle + Carbonフィルター」を備え、花粉やPM2.5はもちろん、タバコ臭や調理臭などもしっかり消臭。
さらにCADR(クリーンエア供給率)値においては、約9畳の空間にて1時間当たり5回の清浄回数を記録しています。デザインと性能を考えると、考え方によってはコスパ最強かもしれません。
日本ではまだまだ知られていませんが、人気育児雑誌が選ぶ「第12回ペアレンティング アワード」の「モノ部門」では子育てにぴったりな高性能空気清浄機として評価され、「第12回ペアレンティングアワード」を受賞しています。
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