【実機レビュー】即効冷感!家電アドバイザーがオススメするコスパ最強のネッククーラー6選【ペルチェ素子】

当ページのリンクには広告が含まれています。

毎年のように酷暑が続く日本。いま巷では、ペルチェ素子を使ったネッククーラーが密かな人気を集めています。

ネッククーラーとは、電気のチカラで首元を冷やしてくれるウェアラブルデバイスです。

SONYのREON POCKETが有名ですが、1万数千円という価格は決して安くはありません。

そこでこの記事では、REON POCKETと同じペルチェ素子を使いながらも、比較的安価に購入できるネッククーラーについて、ランキング形式で紹介します。

すべて実機を試した感想を元にしていますので、ネッククーラーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!

目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

第1位 着け心地最高。サンコーのバカ売れモデルの後継機

サンコー ネッククーラーEvo

堂々のコスパ第1位は、サンコーのネッククーラー Evoです。昨年発売した大人気モデルの後継機となっており、ペルチェ素子プレートのホールド感がより向上し、ファンも髪の毛が巻き込みにくく改良されました。

ペルチェ素子プレートのホールド感がアップしたおかげか、頸動脈あたりにプレートがしっかり当たり、首元をキンキンに冷やしてくれます。

ベア三郎

頸動脈を冷やすことで、全身の体温を下げる効果が期待できます!

また、「強・弱」モードが数十秒ごとに交互に変化する「ゆらぎ」モードも搭載。長時間、同じ部位を冷やすことで、冷たさが感じにくくなることを防止します。

気になる駆動時間は、強モード:約1.5時間 弱モード:約2時間となっています(内蔵バッテリー使用時)。

別売のモバイルバッテリーを接続して利用することもでき、10,000mAhのモバイルバッテリーの場合、強モード:約10時間 弱モード:約12時間と十分な駆動時間が得られます!

かわいらしい外観ですが、その実力は本物。気温35度を超える中、試しにウォーキングを30分こなしてきましたが、首元がずっと冷たくて快適でした。

ベア三郎

スリムで扱いやすく、ファン音も静かな所が気に入っています♪

重量約200g(本体+バッテリー)
駆動時間弱モード:約2時間、強モード:約1.5時間
送風機能なし(ペルチェ素子による冷却のみ)
コストパフォーマンス 5.0/5.0
冷たさ 4.0/5.0
着け心地 5.0/5.0

第2位 【-17℃】ひんやり感と着け心地のバランスが絶妙。

サンコー ネッククーラーSlim

第2位は、サンコーの大人気ネッククーラーシリーズの『ネッククーラーSlim』です。価格は3千円台と手に取りやすい価格ながら、性能的にはトップブランドに引けを取りません。

こちらはSlimという名が示す通り、先ほどのネッククーラーEvoより冷却プレート部の厚みが薄くなっています。

ただ、その代わりに冷却プレートの高さがアップしており、個人的な着け心地についてはネッククーラーEvoの方が好みだったので、第2位とさせていただきました。

左:Evo、右:Slim

サンコー ネッククーラーSlimの特長は、Evoより冷たい‐17℃の強力な冷却能力。まるで冷たい缶ジュースを首に押し付けたような冷たさがあります。

バッテリー持続時間も、ネッククーラーEvoとほとんど変わりありません。見た目も小さくてカワイイので、スマートな印象があります。

左:Evo、右:Slim

実際に外気34℃の中、30分程度ウォーキングしてみました。-17℃の強力な冷却プレートのおかげで、普段より汗の量が減っているようです。クールリングもいいですが、持続時間を考えるとやっぱりバッテリー式はいいですね。

ネッククーラーEvoとの差は明確に感じにくい、というのが正直なところです。どちらも良い製品で、ネッククーラーの中ではまさにツートップ。甲乙つけがたいのですが、やはりプレートに高さがあるのは個人的にマイナスポイントかも。※筆者の首がもう少し長ければ…

ベア三郎

Evoが売り切れていたら、迷わずネッククーラーSlimで問題ないと思います♪

重量約220g(本体+バッテリー)
駆動時間弱モード:約2時間、強モード:約1時間
送風機能なし(ペルチェ素子による冷却のみ)
コストパフォーマンス 5.0/5.0
冷たさ 4.0/5.0
着け心地 4.0/4.0

第3位 がっつり冷やしたい派におすすめ。最強ネッククーラー!

サンコー ネッククーラーPro R4

第3位は、驚異の冷却効果を発揮する、サンコーのネッククーラーPro R4です。こちらの製品の特長はなんといっても冷却効果の高さ

ちょうど首の頸動脈部分に左右4か所のペルチェ素子が配置されており、『Pro』の名に恥じない強力な冷却効果が魅力です。

https://www.amazon.co.jp/

主に屋外の工事現場などでも十分に実用的に使ってもらえるような設計となっています。ただ、駆動時間は弱モードで最大105分、強モード時は62分と少し短め。

とはいえ、一般的な通勤の片道なら使えそうな時間ですし、モバイルバッテリーを繋げば充電しながら長時間利用することも可能です。また、本体バッテリーを外し、モバイルバッテリーだけで駆動させることもできます。

ベア三郎

ハイパワーモードにすると、まさに他を圧倒する冷却能力です♪

実際に気温30度を超える中、強モードで30分ほどウォーキングしてみたところ、ほとんど汗をかくことはありませんでした。普段であれば、途中の信号待ちでドバーッと汗が垂れてくるのですが、ネッククーラーPro R4がしっかり体を冷やしてくれたので、汗が垂れてくることも無かったです。

また、付属の落下防止ベルトやオプションで購入可能な防塵カバーを使えば、実際の工事現場等でも活躍できるのではないでしょうか。まさにプロの名に恥じない仕様ですね!

ベア三郎

IPX5の防水性も備えているため、多少の小雨はもちろん、がっつり汗をかいても大丈夫です。

重量約440g (本体+バッテリー)
駆動時間弱モード:約105分、強モード:約62分
送風機能なし(ペルチェ素子による冷却のみ)
コストパフォーマンス 4.0/5.0
冷たさ 5.0/5.0
着け心地 3.5/5.0

第4位 やっぱり国内メーカー。機能性とデザインが両立

ドウシシャ ネックファン Tempo(テンポ)

第4位は、ドウシシャから発売中のドウシシャ ネックファン Tempo(テンポ)です。手に取ると、割とマットな質感でデザインもおしゃれ。外出先で使っていても、これなら全然恥ずかしくないですね。収納もとても簡単で、専用のポーチも付いてきます。

https://www.amazon.co.jp/

こちらのネッククーラーの特徴は、なんといってもこの軽さ。本体重量はたったの270gと、送風機能付きネッククーラーの中ではトップクラスの軽さを誇ります。

ベア三郎

首元は重量を感じやすい部位でもあるので、軽さは正義だと思います。

また、風量調整は3段階で、強モードで約2時間、中モードなら3時間、弱モードは7時間動作します。もちろん、充電用USB-Cからモバイルバッテリーに繋げば、長時間駆動も可能です。

https://www.amazon.co.jp/

また、こちらのモデルは冷却だけではなく「温める」ことも可能。「夏はひんやり」「冬はあったか」オールシーズン活躍してくれます!!

ベア三郎

しっかり冷えるのに、他のネッククーラーと比べてファン音がとても静か♪

また、ドウシシャ ネックファン Tempo(テンポ)コンパクトに折りたたむことが可能。専用ポーチも付属していますので、いつでもカバンに入れておけますね。

さらにレビューの中には、あのサンコーよりも冷えるという声が多いのも見逃せません。

重量約270g (本体+バッテリー)
駆動時間弱モード:約7時間、中モード:約3時間、強モード:約2時間
送風機能あり
コストパフォーマンス 4.0/5.0
冷たさ 4.0/5.0
着け心地 4.5/5.0

第5位 3つのペルチェ素子でしっかり冷える

barkyo ネッククーラー

第5位は、3つのペルチェ素子を備えたbarkyo ネッククーラーです。特長として、外気温より最大-16°C冷却できる強力なペルチェ素子を備えています。

バッテリーは別売となっており、USB-Cケーブルで本体と接続して使用します。10,000mAhのモバイルバッテリーを使った場合、「強モード」だと約4時間、「弱モード」では約6.5時間の駆動が可能。

外気31度の中30分ウォーキングをしても、当然ながら冷たさはキープされていた

幅広に設けられたペルチェ素子プレートが、首の後ろや首元の太い血管を強力に冷やしてくれるため、30度を超える中でウォーキングしても、首元はひんやり快適。いつもより汗も抑えられました。

最近は20,000mAhのモバイルバッテリーも安くなってきたので、長時間ガツーンと冷やしたい方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

https://www.amazon.co.jp/
ベア三郎

角度や長さが調整できるので、首のサイズに合わせて調整可能です♪

バッテリーは別売ですが、冷却効果はあのサンコー ネッククーラーPro R4に迫る性能です。値段も半額以下なので、モバイルバッテリーを前提とした利用をお考えの方は、かなりコスパが高い商品だと思います。

重量約225g (本体のみ)
駆動時間弱モード:約6.5時間、強モード:約4時間 ※10,000mAhバッテリー使用時
送風機能なし(ペルチェ素子による冷却のみ)
コストパフォーマンス 4.0/5.0
冷たさ 5.0/5.0
着け心地 4.0/5.0

第6位 首元を囲むように冷やしてくれる、強力なペルチェ素子が魅力

VAGAV ネッククーラー

コスパ第6位は、こちらのVAGAV ネッククーラーです。首筋にある2つのペルチェ素子と上下に備わったファンを使って、首周りをガッツリ冷やしてくれます。また、羽無しのファンとなっているため、髪の毛が絡みにくいのも嬉しいポイント。

風力は3レベルで調整でき、レベル3の風力はなかなか強力。また、ペルチェ素子による冷却効果もスイッチ一つで簡単にOFF/ON可能です。より長く使用したい場合は、ペルチェ素子をOFFにするとよいでしょう。

一方、ファンの風が強力なのはいいのですが、動作音がそこそこします。それさえ気にしなければ、上位にランク付けしても良かったのですが。

ベア三郎

性能か静音か。ここは好みが分かれるところでしょう。

左右にワイドに広がるので、自分の首のサイズにぴったり合った角度に調整できるのは便利です。

ベア三郎

バッテリーだけで最長12時間駆動はうれしい♪

重量も398gと軽量なので、長時間掛けていても気にならないレベルです。少しファン音は気になりますが、ファンの吹き出し口も広く、ガッツリ冷やしてくれますよ!

重量約398g(本体・バッテリー内蔵)
駆動時間約 2~12時間
送風機能あり
コストパフォーマンス 4.0/5.0
冷たさ4/5.0
着け心地 4.0/5.0

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事では、数あるネッククーラーの中から、コスパに優れたモデルを厳選してお届けしました。

2023年の夏も酷暑が予想されており、暑さ対策はしっかり行うことが肝心。

そんなとき、ここで紹介したペルチェ素子を使ったネッククーラーが、少しでもお役に立てれば幸いです。

ベア三郎

アイスリングより冷たくて、冷却効果も長持ち♪

最後に、ネッククーラーさえあれば熱中症にならない、という訳ではありません。あくまで補助的なアイテムだと考え、体調には万全の対策をお願いいたします。

以上、ベア三郎でした!

第1位 着け心地最高。サンコーのバカ売れモデルの後継機

第2位 -17℃の強力冷却が魅力!Evoより高さはあるが、奥行きがスリム。

第3位 がっつり冷やしたい派におすすめ。最強ネッククーラー!

第4位 やっぱり国内メーカー。機能性とデザインが両立

第5位 3つのペルチェ素子でしっかり冷える

第6位 低温ペルチェ素子で首元を囲むようにガッツリ冷やしてくれる

コメント

コメントする

目次