どうも、ガジェットブロガーのベア三郎です!
かつては日本メーカーが世界中を席捲していたテレビ市場も、いまや安値をウリにした中・韓メーカーが売り上げ上位の常連になりました。
いくら安くなったとはいえ、テレビはまだまだ高価な家電です。適当に買って、後悔などしたくありません!
という訳で、本稿では「どれを選べばいいのかわからない!」という方のために、オススメのコスパ最強4Kテレビを紹介したいと思います。コスパ重視の選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ガジェットブロガーが厳選!!
コスパ重視の4Kテレビはこう選べ!

サウンドはあきらめていい。
テレビを選ぶうえで、多くの人が重視するサウンド。製品によっては、サウンドの良さをアピールしているテレビも多いと思います。しかし、コスト重視の場合、サウンドは気にすべきポイントではありません。
サウンド性能は安価なサウンドバーで補いましょう。テレビのスピーカーは、いくら性能がよいと謳っていても、薄型化が仇となり、1~2万円ほどの安価なサウンドバーに負けてしまいます。

サウンドバーも安価で高性能なモデルが続々登場しています。
HDRは外せない!

HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略で、高輝度な液晶を使って、明暗をよりはっきりと見せる技術のことです。白や黒がつぶれにくくなるので、より現実に近く美しい映像になります。
かつては高級機種にしかなかったHDRですが、技術の進歩により、低価格帯でも対応モデルが多くなってきました。
できるだけデカいサイズを選べ!

数年前まで50インチ以上のテレビは高価でしたが、大型液晶パネルの大量生産により、65型でさえ10万円を切るモデルも。
テレビのサイズは、あらゆる体験に直結するといっても過言ではありません。リビングに置くならできるだけ大きいサイズを選びましょう。
とくに昨今の巣ごもり時代を考えると、テレビがエンターテインメントの中心になっていると思います。ある程度の広さがあるリビングなどであれば、迷わず50~65型を選ぶといいと思います。

サウンドはどんぐりの背比べ。HDR対応の大型モデルを探そう!
ハイセンス 液晶テレビ U7Fシリーズ

各レビュー雑誌絶賛!東芝と共同開発の映像エンジンを搭載

本モデル最大の特徴は、東芝と共同開発した映像エンジン「NEOエンジン2020」です。映像エンジンとは、簡単に説明するとテレビの頭脳。いつもの地上波も、4Kコンテンツ並みに映像をアップグレードしてくれます。
また、バックライトに「直下型LED」を採用し、ムラのない高輝度な映像を実現。パネルのライトを両端から点灯するだけの「エッジ型」と比べ、コントラスト比が高く、メリハリある美しい映像が楽しめます。
さらに、NEOエンジンによりキメ細かな輝度制御が可能となり、色つぶれや白飛びがないリアルな質感を実現。
ほかにもうれしい機能が満載!!

液晶テレビはプラズマに比べ、映像のブレが気になるところ。こちらのモデルでは、「SMR(スムース モーション レート)」技術によって、動きの速い映像でも滑らかな表示をキープします。

さらにゲーム好きにうれしい「低遅延ゲームモード」を搭載。最小遅延が約0.83msまで短縮し、FPSや格闘ゲームなどが快適に遊べます。
ネット配信映像もキレイに映る!

AI技術により、インターネット配信の映像コンテンツを自動解析。解像度に合わせ、色濃度や輝度を補正し、ノイズ除去を行います。低解像度の配信映像もワンランク上の映像に。
ソニー 液晶テレビ ブラビア X80Jシリーズ

言わずと知れたテレビのトップブランド「BRAVIA」の2021年モデル。さすが国産メーカーだけあって、こだわりの映像技術で映像の美しさは目を引くものがあります。
BRAVIAの大型サイズは通常20~30万円するモデルが多数。ところが、こちらのモデルは倍速モードに非対応ですが、機能満載で15万円を切る超コスパモデル。
ソニーファンのみならず、安心できるコスパモデルをお探しの方にはピッタリと言えます。
倍速モード非対応だけど大丈夫?
倍速モードとは、「1秒当たりのフレームレート(FPS)」を2倍にする機能のことです。フレームレートとは、1秒の動画で何枚の画像が表示できるかという指標で、パラパラ漫画によく例えられます。1秒当たりの画像が多ければ多いほど、動きが滑らかな動画になります。
こちらのモデルは倍速モードに非対応ですが、このモデルは60FPS出るのでまったく問題ありません。
倍速モードは、地上波(29.97FPS)などの低いフレームレートの映像に画像を足し、疑似的に60FPSにする機能。ただし、映像によっては違和感があることも。

倍速モードは、とくに映画との相性が悪いとされています。
超美麗のソニー製4Kテレビが65型で15万円を切る価格

さすがソニーといえる美しい映像を映し出す技術が満載。高画質プロセッサー「HDR X1」、映像エンジン「4K エックス リアリティー プロ」、「トリルミナス プロ」、「HDR10/HLG/Dolby Vision」に対応。地上波のような2K映像も4K相当にアップグレードでき、4K映像を細部まで忠実に再現します。とくに、Dolby Visionはほかの安価なモデルではなかなか搭載されていない機能で、HDR10よりもキレイな光表現が可能です。
もちろん4Kチューナー内蔵なので、地上波も4K放送も追加チューナー無しで楽しめます。
GoogleTV内蔵で主要ネットコンテンツを網羅

Google TV機能を搭載しており、AppleTVやAmazon Prome Video、NETFLIX、Disneyプラスも楽しめます。Bluetoothでコントローラーをペアリングすれば、Google Palyを通じてゲームコンテンツも遊べます。
さらに、「Chromecast built-in」を搭載しており、スマホのコンテンツを簡単にテレビに映せます。「Apple AirPlay2」にも対応しているので、iPhoneユーザーも安心です。

低価格で確実にいい映像。この価格なら迷わずBRAVIAでいいかも!?
シャープ AQUOS 4K DN1/DN2シリーズ

8Kテレビの技術が詰め込まれた映像エンジンを搭載!超美麗テレビがこの価格
2020年に発売されたシャープの良コスパ液晶シリーズ「CN1/CN2」が、2021年モデルとして映像とサウンドが大幅進化して帰ってきました。

8Kテレビ向けに開発された映像エンジンを搭載しながらも、50インチが11万円台という良コスパモデルです。地デジ放送で使われている色域を遥かに超える色表現が可能で、色鮮やかな映像が味わえます。

この価格ながら、4Kアップコンバート技術を搭載しているので、4K未満の映像も4K相当にアップグレード。YouTubeなどの映像がより綺麗に視聴することが可能です。

また、シャープの特許技術が詰め込まれたサウンドシステム「フロントオープンサウンドシステム プラス」を搭載しており、テレビ単独で2つのツイーターとサブウーファー付きの2.1chスピーカーシステムを搭載。迫力あるサウンドが楽しめます。
LG IPS液晶テレビ UN8100PJAシリーズ

IPSパネルのLGが誇る全部入りの低コストモデル

IPSパネルの特徴は、色彩豊かでどこからみても美しい広い視野角度です。リビングで家族とみる際は、やはり視野角は気になるもの。こちらのモデルなら、どこから見てもコントラストが落ちず、美しい画面で視聴できます。
ゲームにも強い!
HDRゲームの普及団体HGiGに準拠したHDR10Proを搭載。高いコントラスト比を表現するとともに、映像の白飛びや黒つぶれを防ぎます。PS4やXboxOneなど対応ゲーム機で威力を発揮します!
アイリスオーヤマ UB10P

とにかく安くて安心の国内メーカー製を求める方へ!
エアコンや洗濯機といった白物家電から食料品まで、幅広く消費者のニーズを捉え、お手頃価格の製品を数多く生み出しているアイリスオーヤマ。

テレビだってコスパ抜群なんです。
こちらの「UB10P」シリーズは、直下型LEDを採用したVAパネルを備え、Wチューナーにも対応。55型でも、55,000円を切るハイコスパモデルとなっています。
引き締まった黒が美しいVAパネル

VAパネルはIPSやTNパネルなどのほか液晶パネルと比べて、高コントラストで深みのある映像が魅力です。その反面、視野角が狭かったり、応答速度の面で多少劣ります。ですが、引き締まった黒が表現可能なので映像作品を楽しむには持って来いです。
直下型LEDでムラの無い映像!

「アイリスオーヤマ UB10P」シリーズは直下型LEDを採用。エッジ型と呼ばれるLEDが端にしかない液晶と比べて、画面全体に光源が配置されているため、画面全体が均一に明るく、ムラがありません。
最近では少なくなったとは言え、数年前まではソニーや東芝のミドルクラスでもエッジ型が多く採用されていました。この価格帯で直下型LEDなのはポイントが高いと思います!
そこそこの美しさなのにVAパネル採用モデルであれば、同じサイズ帯でも非常に安価です。特徴を知って賢く購入するなら、安心の国内メーカーであるアイリスオーヤマは全然アリだと思います。
モダンデコ テレビ SUNRIZE

機能を絞った激安テレビ
ADSパネルで美しく、広い視野角も確保

ネット動画ユーザーもFire TV Stickを買えば問題ナシ!
本モデルはandroidTVなどは非搭載ですが、Amazon Fire TV Stickであれば最新モデルでも7,000円以下で買えるので気にする必要はありません。むしろ、メーカー独自の操作性に引っ張られず、快適な操作が可能とも言えます。

2021/10/18現在売り切れのようです。
TCL 液晶テレビ C728シリーズ
4K QLEDの最新テレビが8万円台!

TCLは日本での知名度は低いですが、出荷台数は世界第2位と圧倒的なシェアを誇っています。
このメーカーの特徴は、最新技術を多く搭載しながらも、コストを極限にまで抑えたモデルが多いことです。少し尖った特徴を持っていますが、ハマる人にはとことんハマるメーカーです。

地上波を見ない、4Kチューナー不要という方にはベストマッチ!
量子ドットLED採用で色域はトップクラス!

「有機LED」と並ぶ高画質パネルである、「量子ドットLED」を搭載。有機LEDと同じ時期に開発された技術ですが、当時は高価すぎてまったく売れませんでした。ようやく最近にって価格が落ち着き、再び注目を浴びつつあります。
量子ドットLEDは色の変換効率を最大限に高めることで広い色域を確保。色の表現が非常に豊かです。
サウンドバー内蔵!!

バーチャル3Dサラウンド技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応した2.1chサウンドバーを内蔵。音質に関しては、ほかの格安テレビと一線を画す性能です。
ただし映像エンジン非搭載のため4Kアップスケール無し
注意したいのは「映像エンジン非搭載」という点です。映像エンジンは主に低画質な映像を4KHDR相当に引き上げる役割を担っています。こちらのテレビは残念ながら映像エンジンが非搭載となりますので、地上波をキレイに見たいというニーズには不向きです。4K相当のコンテンツなら非常にキレイですので、元の画質を素直に伝える、そんなテレビだと思います。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
予算に余裕があるなら迷わずソニーかシャープをオススメしますが、ハイセンスやLGといった中・韓メーカーも国内メーカーに負けず劣らずの性能を誇ります。一方、アイリスオーヤマやTCLなどのジェネリック系については、特徴をよく理解すれば賢い買い物といえます。

海外製やジェネリック家電をうまく活用しよう!!
以上、ベア三郎でした!
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