家電製品アドバイザーが選ぶ、『見ないと損する』最新コスパ最強4Kテレビ

どうも、家電製品アドバイザーのベア三郎です。

  • テレビを買い替えたいけど、予算は出来る限り抑えたい…
  • Amazonや楽天はよくわからないブランドが多く、何を選べばいいのか分からない
  • とにかくコスパのよいテレビが欲しい!

いくら安くなったとはいえ、テレビはまだまだ高価な家電です。適当に買って後悔などしたくありません。とはいえ、ネット上には情報が多すぎて、一体どれがオススメなのか迷われている方も多いのではないでしょうか。

そこで家電製品アドバイザー資格を持つ筆者が、数あるテレビの中から最新のオススメ製品を厳選。

この記事では「ネットでテレビを買いたいけど、どれを選べばいいのかわからない」という方のために、コスパ最強の4Kテレビを紹介します!

安いだけではない機能満載のテレビだけを集めましたので、4Kテレビをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

ベア三郎

家電製品アドバイザーが厳選する4Kテレビ!!

目次
ベア三郎
家電製品アドバイザー(AV情報家電)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

コスパ重視の4Kテレビはこう選べ!

サウンドはあきらめていい。

テレビを選ぶうえで、多くの人が重視するサウンド。製品によっては、サウンドの良さをアピールしているテレビも多いと思います。しかし、コスト重視の場合、サウンドは気にすべきポイントではありません。

サウンド性能は安価なサウンドバーで補いましょう。テレビのスピーカーは、いくら性能がよいと謳っていても、薄型化が仇となり、1~2万円ほどの安価なサウンドバーに負けてしまいます。

ベア三郎

サウンドバーも安価で高性能なモデルが続々登場しています。

HDRは外せない!

4Kテレビは解像度が高いことが特徴ですが、HDR対応や色再現性、コントラストなども重要な要素です。特にHDR対応は、映像の明暗部の表現力が向上し、リアルな映像を楽しめます。

HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略で、明暗をよりはっきりと見せる技術のことです。白や黒がつぶれにくくなるため、より現実に近く、美しい映像になります。

かつては高級機種にしかなかったHDRですが、技術の進歩により、低価格帯でも対応モデルが多くなってきました。

できるだけデカいサイズを選べ!

数年前まで50インチ以上のテレビは高価でしたが、大型液晶パネルの大量生産により、65型でさえ10万円を切るモデルも。

テレビのサイズは、あらゆる体験に直結するといっても過言ではありません。リビングに置くならできるだけ大きいサイズを選びましょう。とはいえ、あまり大きすぎると圧迫感がありますし、小さすぎると4Kの魅力が十分に生かされません。目安として、視聴距離の1.5倍程度の画面サイズが適切です。

視聴距離おすすめ画面サイズ
約1.5メートル約32インチ
約2メートル約43インチ
約2.5メートル約50インチ
約3メートル約60インチ
約3.5メートル約70インチ
約4メートル約75インチ以上

ただし、これらはあくまで目安であり、個人の好みや部屋の広さ、家具の配置などによって最適な画面サイズは変わります。とくに大画面になればなるほど、後方に余裕がでるように設置してください。家電量販店で実物を確認したとしても、設置後に「やっぱり近い!」というケースはよくあります。

とはいえ、4Kで高精細になった画面は近くで見ても綺麗です。予算や設置場所に余裕があるなら、できる限り大きなサイズを選ぶことをおすすめします。

ベア三郎

サウンドはどんぐりの背比べ。HDR対応の大型モデルを探そう!

ハイセンス 液晶テレビ A6Gシリーズ

55型で7万円台・機能てんこ盛りの良コスパモデル

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主な特徴:ADS液晶パネル、東芝共同開発「NEOエンジンLite」、HDR10/HLG対応、androidTV対応、4Kチューナー搭載、3チューナー内蔵、2番組同時録画(要外付けHDD)、サイズ展開:43/50/55/65型

本モデルはエントリーモデルながら、視野角が広い「直下型LED・ADS液晶」をベースに、東芝と共同開発した映像エンジン「NEOエンジン Lite」・「エリア別高精細復元」・「クリアノイズ処理」に対応。また、「BS/CS 4Kチューナー」も内蔵しており、外付けチューナー無しで新4K衛星放送が楽しめます。

東芝と共同開発の映像エンジン

映像エンジンはテレビの頭脳と言われ、映像の美しさに直結する大切な要素です。本モデルは、東芝と共同開発した映像エンジン「NEOエンジン Lite」を搭載。より正確なコントラスト表現や残像軽減処理に加え、地上波などのハイビジョン映像も4K相当にアップコンバート。

ベア三郎

安価ながら映像エンジンはメイドインジャパン!

エリア別高精細復元

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SMR120搭載でスポーツ・ゲームに強い!

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直下型の高輝度LEDを素早く点滅させることで、液晶映像の残像感を低減。コマ数の少ない映像のガタツキも抑え、滑らかな映像表現が可能に。

液晶テレビはプラズマに比べ、映像のブレが気になるところですが、「SMR(スムース モーション レート)」技術によって、動きの速い映像でも滑らかな表示をキープします。

ゲーム好きにうれしい「低遅延ゲームモード」を搭載。HDMI 2560×1440 60p出力のPCゲームにも対応済み。出典:www.hisense.co.jp

ネット配信映像もキレイに映る!

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AI技術により、インターネット配信の映像コンテンツを自動解析。解像度に合わせ、色濃度や輝度を補正し、ノイズ除去を行います。低解像度の配信映像もワンランク上の映像に。

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この価格で直下型LED・ADS液晶パネル×東芝共同開発の映像エンジンは見逃せません!

ソニー 液晶テレビ ブラビア X80WKシリーズ

ソニー製は低価格モデルでも十分戦える!

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主な特徴:VA液晶パネル、高画質プロセッサー「HDR X1」、映像エンジン「4K エックス リアリティー プロ」搭載、HDR10/HLG/Dolby Vision対応、GoogleTV対応、4Kチューナー搭載、3チューナー内蔵、2番組同時録画(要外付けHDD)、「Chromecast built-in」、「Apple AirPlay2」対応、ALLM、サイズ展開:43/50/55/65/75型

言わずと知れたテレビのトップブランド「BRAVIA」の2022年モデル。さすが国産メーカーだけあって、こだわりの映像技術で映像の美しさは目を引くものがあります。

BRAVIAの大型サイズは通常20~30万円するモデルが多数。ところが、こちらのモデルは倍速モードに非対応ですが、機能満載で15万円を切る超コスパモデル

ソニーファンのみならず、安心できるコスパモデルをお探しの方にはピッタリと言えます。

倍速モード非対応だけど大丈夫?

倍速モードとは、「1秒当たりのフレームレート(FPS)」を2倍にする機能のことです。フレームレートとは、1秒の動画で何枚の画像が表示できるかという指標で、パラパラ漫画によく例えられます。1秒当たりの画像が多ければ多いほど、動きが滑らかな動画になります。

こちらのモデルは倍速モードに非対応ですが、このモデルは60FPS出るのでまったく問題ありません

倍速モードは、地上波(29.97FPS)などの低いフレームレートの映像に画像を足し、疑似的に60FPSにする機能。ただし、映像によっては違和感があることも。

ベア三郎

倍速モードは、とくに映画との相性が悪いとされています。

さらに本モデルでは、コンテンツに応じて自動的に低遅延モードと高画質モードを切り替える「ALLM」にも対応。ブラビアならではのPS5との相性をアップさせる「オートHDRトーンマッピング」「コンテンツ連動画質モード」により、スムーズで美しい映像でゲームが楽しめます!

超美麗のソニー製4Kテレビが65型で15万円を切る価格

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さすがソニーといえる美しい映像を映し出す技術が満載。高画質プロセッサー「HDR X1」、映像エンジン「4K エックス リアリティー プロ」、「トリルミナス プロ」、「HDR10/HLG/Dolby Vision」に対応。地上波のような2K映像も4K相当にアップグレードでき、4K映像を細部まで忠実に再現します。とくに、Dolby Visionはほかの安価なモデルではなかなか搭載されていない機能で、HDR10よりもキレイな光表現が可能です。

もちろん4Kチューナー内蔵なので、地上波も4K放送も追加チューナー無しで楽しめます。

GoogleTV内蔵で主要ネットコンテンツを網羅

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Google TV機能を搭載しており、AppleTVやAmazon Prome Video、NETFLIX、Disneyプラスも楽しめます。Bluetoothでコントローラーをペアリングすれば、Google Palyを通じてゲームコンテンツも遊べます。

さらに、「Chromecast built-in」を搭載しており、スマホのコンテンツを簡単にテレビに映せます。「Apple AirPlay2」にも対応しているので、iPhoneユーザーも安心です。

ベア三郎

低価格で確実にいい映像。この価格なら迷わずBRAVIAでいいかも!?

シャープ AQUOS 4K DN1/DN2シリーズ

主な特徴:低反射「N-Blackパネル」&倍速液晶、映像エンジン「Medalist S2」、広色域技術「リッチカラーテクノロジー」、高コントラスト「スマート アクティブ コントラスト」、2.1スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」、4Kチューナー搭載、BS4K・110度CS4K×2 地上デジタル×3 BS/CS×3、サイズ展開:43/50/55/60/65/70型

8Kテレビの技術が詰め込まれた映像エンジンを搭載!超美麗テレビがこの価格

2020年に発売されたシャープの良コスパ液晶シリーズ「CN1/CN2」が、2021年モデルとして映像とサウンドが大幅進化して帰ってきました。

8Kテレビ向けに開発された映像エンジンを搭載しながらも、50インチが11万円台という良コスパモデルです。地デジ放送で使われている色域を遥かに超える色表現が可能で、色鮮やかな映像が味わえます。

この価格ながら、4Kアップコンバート技術を搭載しているので、4K未満の映像も4K相当にアップグレード。YouTubeなどの映像がより綺麗に視聴することが可能です。

また、シャープの特許技術が詰め込まれたサウンドシステム「フロントオープンサウンドシステム プラス」を搭載しており、テレビ単独で2つのツイーターとサブウーファー付きの2.1chスピーカーシステムを搭載。迫力あるサウンドが楽しめます。

LG IPS液晶テレビ NANO Cell75シリーズ

主な特徴:IPS液晶パネル(NANOセル)、映像エンジン「Quad Core Processor 4K」搭載、LG独自の「Active HDR(HDR10 Pro / HLG)」搭載、「FILMMAKER MODE」搭載、「TruMotion 120(2倍速相当)」搭載、AIサウンド/Dolby Audio 搭載、4Kチューナー搭載、3チューナー内蔵、2番組同時録画(要外付けHDD)、「ミラーキャスト」/「Apple AirPlay2」対応、サイズ展開:43/50/55/65型

IPS液晶の世界的メーカーとなったLG。65型でも10万円を切るモデルがリリースされています。映像エンジン「Quad Core Processor」や「HDR10 Pro」により、4Kアップコンバートや緻密なコントラスト表現を実現しています。

新開発のNanoCell IPS液晶で一段と美しく

IPSパネルの特徴は、色彩豊かでどこからみても美しい広い視野角度。本モデルでは、独自開発した「NANO Cell IPS液晶」が搭載されており、微細な粒子が、RGB発光時に色のにじみを抑え、純度の高い色味を得意としています。

リビングで家族とみる際は、やはり視野角は気になるもの。こちらのモデルなら、どこから見てもコントラストが落ちず、美しい画面で視聴できます。

AIサウンド&ゲームにも強い!

HDRゲームの普及団体HGiGに準拠したHDR10Proを搭載。高いコントラスト比を表現するとともに、映像の白飛びや黒つぶれを防ぎます。PS4やXboxOneなど対応ゲーム機で威力を発揮します!

アイリスオーヤマ UB10PC

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主な特徴:VA液晶パネル、2チューナー内蔵、2番組同時録画(要外付けHDD)、※4Kチューナー未搭載のため、4K放送を視聴するには別途4Kチューナーが必要です

とにかく安くて安心の国内メーカー製を求める方へ!

エアコンや洗濯機といった白物家電から食料品まで、幅広く消費者のニーズを捉え、お手頃価格の製品を数多く生み出しているアイリスオーヤマ。

ベア三郎

テレビだってコスパ抜群なんです。

こちらの「UB10PC」シリーズは、4Kチューナーを省き、そのほかの機能に特化したモデルとなっています。直下型LEDを採用したVAパネルを備え、Wチューナーにも対応。55型でも、58,000円を切るハイコスパモデルとなっています。

引き締まった黒が美しいVAパネル

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VAパネルはIPSやTNパネルなどのほか液晶パネルと比べて、高コントラストで深みのある映像が魅力です。その反面、視野角が狭かったり、応答速度の面で多少劣ります。ですが、引き締まった黒が表現可能なので映像作品を楽しむには持って来いです。

直下型LEDでムラの無い映像!

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「アイリスオーヤマ UB10PC」シリーズは直下型LEDを採用。エッジ型と呼ばれるLEDが端にしかない液晶と比べて、画面全体に光源が配置されているため、画面全体が均一に明るく、ムラがありません。

最近では少なくなったとは言え、数年前まではソニーや東芝のミドルクラスでもエッジ型が多く採用されていました。この価格帯で直下型LEDなのはポイントが高いと思います!

そこそこの美しさなのにVAパネル採用モデルであれば、同じサイズ帯でも非常に安価です。4Kチューナーは内蔵していないものの、特徴を知って賢く購入するなら、安心の国内メーカーであるアイリスオーヤマは全然アリだと思います。

TCL 液晶テレビ P635シリーズ

55インチ・Google TV搭載の4KTVが7万円台で買える!

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主な特徴:世界第2位の出荷台数、VAパネル搭載、HDR10対応、Google TV対応、Dolby Atmos対応、映像エンジン・4Kチューナー搭載、サイズ展開:43/50/55/65/75型

TCLは日本での知名度は低いですが、出荷台数は世界第2位と圧倒的なシェアを持つトップメーカー。

このメーカーの特徴は、最新技術を多く搭載しながらも、コストを極限にまで抑えたモデルが多いことです。少し尖った特徴を持っていますが、ハマる人にはとことんハマるメーカーです。

ベア三郎

コストパフォーマンスはまさにワールドクラス!!

Algoエンジン&Google TV採用でハイブランドに迫る!

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TCL独自の映像エンジン「Algoエンジン」を搭載。信号処理アルゴリズムにより、精細感を復元することで、通常の2K映像を4Kにアップスケーリング。ネット動画もきっちり区別し、ノイズを抑えることで高精細化が可能です。

さらに、これまで一部の高級機種でしか使えなかった「Google TV」を搭載。Googleが力を入れて展開しているスマートテレビで、一般的なAndroid TVに比べてUIが刷新されています。

3Dバーチャルサラウンドに対応!

バーチャル3Dサラウンド技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応。さらにHDMI2.1 eARCを備え、サウンドバーなどの外付けオーディオ機器にも、Dolby TrueHD 5.1chの音声をそのまま伝えることができます。格安テレビとはいえ、さすがにここまでの対応は珍しいです。

遅延に強いALLMに対応!

特に注目したいのが「ALLM」という機能です。映像ソースを検知し、ゲームを起動させると自動的に低遅延モードに移行。映像遅延時間が4msと低遅延になり、映像がよりなめらかに。

欲しい機能がてんこ盛りで、55インチモデルでさえ、5万円台半ばで買えるお値段に驚きです。

ベア三郎

4Kチューナー・映像エンジン・低遅延モード搭載の全部入り高コスパモデルです!!

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

予算に余裕があるなら迷わずソニーかシャープをオススメしますが、ハイセンスやLGといった中・韓メーカーも国内メーカーに負けず劣らずの性能を誇ります。一方、アイリスオーヤマやTCLなどのジェネリック系と呼ばれていたメーカーも、トップブランドと遜色ない機能と性能を備えるようになってきました。

ベア三郎

1~2年前のモデルでも、十分に満足できる製品が多くあります!

以上、ベア三郎でした!

この記事を書いた人

ベア三郎のアバター ベア三郎 家電製品アドバイザー(AV情報家電)

多趣味なクマです。家電製品アドバイザーをはじめ、複数の国家・ベンダー系IT資格を保有しています。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがあります。小さなキーボードを駆使し、ガジェット / 家電 / 音楽 / 食べ歩き / キャンプについて語ります。レビュー依頼やご質問はお気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。

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