エントリーモデルながら高い完成度を誇るBOSEの大人気サウンドバー!BOSE TV Speaker実機レビュー!!

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みなさん、こんにちは。サウンドバーをこよなく愛するベア三郎です。

数十年にわたりオーディオ・スピーカー業界をリードし続ける「BOSE(ボース)」。最近ではノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンやイヤホンが人気ですがサウンドバーも人気プロダクトのひとつ。

今回はそんなボーズから発売中の人気モデル「BOSE TV Speaker」を実機レビューしていきたいと思います。「BOSE TV Speaker」はシンプルながらもクリアかつ高品位なサウンドが特徴のサウンドバーで、執筆時点の実売価格は3万円前半です。

最近のドルビーアトモスを始めとする3次元・立体音響フォーマットには対応しておらず、スピーカー構成も2.0chと至ってシンプル。価格帯を考えると、純粋にテレビの音をBOSEサウンドにアップグレードしたい方に向けた製品と言えます。

この記事では、「BOSE TV Speaker」の概要や使用感について徹底レビュー。ライバル機となる他社モデルとの違いについても詳しくお伝えしますので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

ベア三郎

BOSEが誇る大人気サウンドバーを本音レビューします!

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ベア三郎
家電製品アドバイザー(総合)
家電製品アドバイザーの資格を持つ家電の専門家。ほかにも複数の国家・ベンダー系IT資格を持つエンジニアの側面も。趣味のギター・ピアノは20年超のキャリアがある音楽大好きこだわり強めのクマです。

BOSE TV Speakerの特長

3万円台でTVをBOSEサウンドに

BOSE TV Speaker」の魅力は3万円前半という価格でBOSEサウンドが味わるところです。BOSEの迫力あるサウンドはそのままに、セリフなど人の声がクリアに聴こえるようにチューニングされています。接続方法もシンプルで、HDMIケーブル1本つなぐだけで完了。また、Bluetooth接続にも対応しており、手持ちのスマホを接続すれば、ワイヤレスでお好みの音楽が楽しめます。

また、スピーカー部分は重厚感ある金属製メタルグリル、上部はマットな質感の黒と落ち着いた雰囲気。BOSEならではのシンプルながらも洗練されたデザインは、どんなインテリアとも相性バッチリ。

流行りのドルビーアトモスには対応していませんが、余計なオーディオ処理もありませんので、ピュアなステレオサウンドが好みという方にはおすすめです。

BOSE TV Speakerの主な仕様

外形寸法(約)・重量59.4 cm (W) x 5.6 cm (H) x 10.2 cm (D) (2.0 kg)
スピーカー構造2.0ch
スピーカーユニット(フロント)楕円形フルレンジスピーカー×2、ツイーター×1
サブウーファーなし ※ワイヤードベースモジュール(オプション)
入出力端子HDMI入力(ARC/CEC対応)、光オーディオ入力、アナログオーディオ入力 3.5mm (Aux)、BASS端子
Bluetooth4.2 (SBC)
その他ドルビーデジタル対応

コンパクトサイズでどこでも置ける

BOSE TV Speaker」は数あるサウンドバーの中でも比較的コンパクトサイズとなっています。特に横幅が短く設計されており、50型より小さなテレビやPCモニターの前でも違和感なく置くことができます。

ベア三郎

高性能なPC用スピーカーとしても大人気!

フルレンジスピーカー×2+ツイーター

BOSE TV Speaker」サウンドバーは中央に2つのフルレンジスピーカーと、中央にツイーターを備えています。フルレンジスピーカーは真っすぐではなく、外向けにハの字を描くように設置されており、音が広がりやすく工夫されています。サブウーファーは内蔵していませんが、低音が足りないと感じた場合はオプションであとから付け足すことができます。

背面ポート

背面の入力ポートも至ってシンプル。HDMI(ARC対応)、光オーディオ入力、USB Type-A(ファームウェアアップデート用)、アナログオーディオ入力 3.5mm (Aux)、オプションでサブウーファーを接続するためのBASS端子、電源のみとなっています。

また、背面向かって左側に低音を補強するための「バスレフポート」もしっかり設けられていますね。

ベア三郎

コンパクトでどんなインテリアにも邪魔しません♪

手に馴染む扱いやすいリモコン

手によくなじむデザイン

機能が少ないサウンドバーなので、リモコンも至ってシンプル。電源ON / OFF、入力切替、ボリューム調整、ミュート、Bluetooth接続、BASS(低音)強調、ダイアログモードの切り替えが行えます。購入時は、予めボタン電池が内蔵されています。(最初から入っているのは珍しく、電池をめっちゃ探してしまいましたw)

付属品

付属品は以下の通り。HDMIケーブルは付属していませんので、別途購入する必要があります。

  1. Bose TV Speaker
  2. リモコン(電池装着済み)
  3. 光デジタルケーブル
  4. 電源コード
  5. クイックスタートガイド

使用感について

TVのサウンドが大幅にレベルアップ!

操作はリモコン以外にも本体ボタンである程度操作が可能

BOSE TV Speaker」の実売価格は約3万3千円と、エントリーモデルの価格帯となっています。

2.0chのスピーカー構成であるため、ステレオサウンドとなりますが音のレンジが広く、全体的にニュートラル寄りのサウンドです。エントリーモデルとはいえ、BOSEに期待する迫力あるサウンドは本モデルでも健在。低音もリモコンで段階的に調整が可能で、+2まで上げると十分な低音が得られます。とはいえ、サブウーファーは内蔵されていませんので、シアター級の重低音を求める方は別途オプションでサブウーファーを追加購入するとよいでしょう。

また、ドルビーアトモスなどに代表される3次元・立体音響フォーマットには非対応です。サラウンドは2.0chのステレオサウンドにダウンミックスされて再生されます。こちらも映画館のような立体的なサラウンドは期待できませんので、ご注意を。ただ、セリフが聞き取りやすく設計されており、その音声は非常に明瞭。音楽コンテンツでもこの優位性は発揮され、ライブ映像などを視聴してみましたが、想像以上の臨場感に圧倒されました。

同価格帯との違い

何度も言いますが、「BOSE TV Speaker」は執筆時点で3万3千円前後というエントリーモデルのお値段です。同じ価格帯では、サブウーファー内蔵で3Dサラウンドに対応している「YAMAHA YAS-109」が約2万円、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応した「SONY HT-X8500」なら3万円後半という価格となっています。また、最近特に人気なのは2万7千円でドルビーアトモスに対応した「DENON DHT-S217」です。サブウーファーも内蔵されており、シアターサウンドの入門機としてぴったりです。

参考までに現時点で聴き比べたおすすめサウンドバーを順位付けしてみました。ただ、「BOSE TV Speaker」は2.0chのシンプルなステレオサウンドを楽しみたい方向けの製品となっており、次元が異なるので比較外となることをご了承ください。

YAMAHA YAS-109」<「DENON DHT-S217」<「SONY HT-X8500」<「SONY HT-G700

ベア三郎

映画館のようなサラウンドが欲しいなら、別モデルをおすすめします。

BOSE TV Speakerはこんな人におすすめ!

BOSE TV Speaker」は、リビングルームのメインテレビ用として活躍できますが、2台目・3台目のシンプルなサウンドバーとして購入されるケースが多いようです。また、コンパクトな筐体でゲームとの相性も抜群なのでPS4やPCゲームのスピーカーとしても人気があります。

ベア三郎

BOSE TV Speaker」はこんな人におすすめ!

  • 余計なバーチャルサラウンド技術などは不要な方
  • 普段のテレビコンテンツや音楽コンテンツが中心な方
  • 安価にBOSEサウンドを味わいたい方

まとめ

今回は大人気のBOSEサウンドバー「BOSE TV Speaker」の実機レビューをお届けしました。ドルビーアトモスに代表される、いま流行りの3次元・立体音響フォーマットには対応していませんが、格段にテレビのサウンドがアップグレードされることは間違いありません。余計な音声処理がありませんので、純粋にBOSEサウンドを味わいたい方にはぴったりな1台です。また、BOSEは他の製品でも言えることですが、サブウーファーなしでも想像を超える低音が得られます。オプションでサブウーファーを追加することもできますが、無くても大抵の方は十分満足できるでしょう。

以上、ベア三郎でした!

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