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ジャズ史に残る至高のジャズピアニスト10人

ジャズ

ジャズにとって、コードもメロディラインも弾けちゃうピアニストの存在は、大谷選手のような二刀流選手と言えます。

その幅広い音域を活かし、セッションはもちろんのこと、ソロも難無くこなします。それだけに、知ると奥が深いのがジャズ・ピアニストの世界。

今回は、その中でも特に重要な、ジャズ史に残るおすすめのピアニストたちをご紹介します。

この機会に、色々なジャズ・ピアニストを聴き比べてみましょう!

1.ビル・エヴァンス

ジャズ界のレジェンド「ビル・エヴァンス」。1950年代から80年にかけてアメリカで活躍したモダン・ジャズを代表するピアニストです。

ベースのスコット・ラファロと録音した「ワルツ・フォー・デビー」は、ジャズを代表する傑作として数えられています。

♪Waltz for Debby

タイトルにある「デビィ」とは、当時2歳だった姪デビイのこと。2歳の姪にぴったりな、可愛らしいジャズナンバーです。

いまでもジャズスタンダードの名曲として、様々なアーティストに演奏され続けています。

それにしてもビルの片腕と呼ばれるジャズベーシスト「スコット・ラファロ」のベースが完璧すぎる。。

2.バド・パウエル

「バド・パウエル」はビバップの立役者として知られ、ピアノ+ベース+ドラムのトリオ構成を初めて取り入れたモダン・ジャズの第一人者です。

1940年代後半から60年代前半にかけてアメリカやフランスで活躍しました。

♪Cleopatra’s Dream(クレオパトラの夢)


「Cleopatra’s Dream」は、1958年に録音されたモダン・ジャズ屈指のアルバム「シーン・チェンジス」の1曲目に収められた名曲です。

何とも言えない緊迫感というか、気迫漂う演奏ですね。

3.デューク・エリントン

Original image by Dontworry, restored by Jafeluv. [CC BY-SA 2.5], via Wikimedia Commons

「デューク・エリントン」は、1916年のデビューから1974年に亡くなるまで、合計9回のグラミー賞を受賞した、20世紀を代表する音楽家です。

有名なスタンダード曲をいくつも生み出し、ジャズの世界だけでなく、後世の音楽界に多大なる影響を与えました。

また、裕福な家庭に生まれ、その佇まいから「公爵」とも呼ばれていたそうです。

♪Satin Doll


ジャズスタンダードの定番曲である「Take The A Train」や「Satin Doll」、「Caravan」といった名曲もデューク・エリントンが作りました。

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4.アート・テイタム

「アート・テイタム」は、1900年前半からアメリカで活躍したジャズ・ピアニストです。視覚障害者でありながら他を圧倒するテクニックを誇り、後世のピアニストやジャズ・プレイヤーに多大なる影響を与えています。

また、アート・テイタムのあまりのテクニックに、演奏を聴いたジャズ仲間が、ピアノの連弾だと勘違いしたという逸話が残っています。

♪Tea For Two


そんな彼の代表曲「Tea for Two」は、元はミュージカル「ノー・ノー・ナネット」の挿入歌。

とっても可愛らしい曲調のジャズピアノですね!

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5.オスカー・ピーターソン

Tom Marcello Webster, New York, USA [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

オスカー・ピーターソンは1940年代後半から2007年まで活躍した、カナダ・モントリオール出身のジャズ・ピアニストです。

超絶技巧を誇り、「鍵盤の皇帝」とも呼ばれました。

♪Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)


オスカー・ピーターソンの代表曲「酒とバラの日々」は、あまりにも有名なジャズ・スタンダードナンバーのひとつです。

オスカー・ピーターソンのピアノは、一音一音がはっきりしていて、明るく軽快で、ハッピーな感じに包まれるようで大好きです!

6.セロニアス・モンク

セロニアス・モンクは1940年代後半から、1970年頃に掛けて、アメリカで活躍したジャズ・ピアニストです。

ビバップ黎明期を支え、その独特の感性で唯一無二のジャズ・ピアニストとして、多くのアーティストに影響を与えました。

♪’Round Midnight


セロニアス・モンク作曲のジャズスタンダード屈指の名曲。1944年に発表されました。

叙情性あふれる美しいメロディが、静かに体の隅々まで入ってくるようです。思わずうっとり聴き入ってしまいます…。

是非いいスピーカーでゆったり聴きたいですね!

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7.エロル・ガーナー

The Library of Congress [No restrictions], via Wikimedia Commons

エロル・ガーナーは1940年代半ばから、1974年まで活躍したアメリカのジャズピアニストです。

独学でピアノを習得し、左手で刻むビートと右手のメロディが独特のスウィング感を醸し出し、「ビハインド・ザ・ビート」と呼ばれるトリッキーなサウンドを生み出しました。

♪Misty


エロル・ガーナーの代表曲「Misty」はジャズで最も有名なスタンダード曲の一つとして、様々なアーティストに愛され続けている名曲です。

「Misty」は、エロール・ガーナーがふと、移動中の飛行機の中で頭に浮かんだメロディなのだとか。

8.ハービー・ハンコック

Sjaak from Netherlands [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

ハービー・ハンコックは、イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニストです。

裕福な家庭に生まれ、音楽好きの父の影響で、幼少の頃はクラシックの教育を受け、なんと11歳のときにはシカゴ交響楽団と共演する天才少年ぶりを発揮していました。

1963年から1968年までマイルス・デイヴィス・クインテットに参加し、帝王マイルスから多大な音楽的影響を受けます。

クインテットでの活躍後も、ジャズとロックを融合させたジャズ・ロックやフュージョンといった、最先端のジャズをこの世に生み出してきました。

ハービー・ハンコックは、モダン・ジャズの牽引役として、ジャズ・シーンを常にリードしてきた存在です。

♪Watermelon Man


アルバム「Takin off」収録の「Watermelon Man」は、彼を代表する1曲。
ジャズをあまり聴いたこと無い方でも、この曲はどこかで聴いたことがあるはず!

いまどきのエレクトロミュージックに比べると…ですが、ジャズに電子音楽を融合させたインパクトは当時相当なものでした。

いまでは新しいジャズのスタンダード曲として、さまざまなアーティストからカヴァーされています。

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9.ブラッド・メルドー

ブラッド・メルドーは現代を代表するフロリダ出身のジャズ・ピアニスト。ロックやエレクトロニック・ミュージックをフューチャーした楽曲が多く、オアシスやサウンドガーデン、レディオヘッドなどの楽曲をレパートリーとしています。

♪Just Call Me Nige

ジャズの新境地を切り開くブラッド・メルドーとマーク・ジュリアナによる、エレクトロニック・デュオ。電子音を存分に取り入れ、現在もっとも影響力のあるジャズ・ピアニストとしての地位を確立しています。

♪Nice Pass

こちらの「Nice Pass」もおすすめ。クラシカルな演奏も、もちろん素晴らしいです。

10.マッコイ・タイナー

McCoy Tyner at Kongsberg Jazz festival 1973

マッコイ・タイナーは、1938年生まれ、ペンシルバニア州出身のジャズ・ピアニストです。1960年にジョン・コルトレーンのレギュラー・カルテットでの活動をはじめ頭角を表します。

その後、コルトレーンがフリー・ジャズに傾倒するのをきっかけに、1965年に袂を分かち、数々のリーダー作品を残しています。

♪フライ・ウィズ・ザ・ウィンド


最後はモダン・ジャズの巨匠マッコイ・タイナーによる、1976年録音のとにかくすごい印象に残る1曲。なんともいえない構成美に思わずうなり声をあげてしまう。。

ぜひ1曲通してお聴きいただきたいナンバーです!

まとめ・感想

最後までお読み頂き、有難うございました!

いかがでしたでしょうか。お気に入りのジャズピアニストは見つかったでしょうか。

ジャズ黎明期から重要なポジションだったジャズピアノは、まさにジャズの歴史そのもの。

今回は、ジャズスタンダードをしっとり聴かせてくれる往年のピアニストから、ハービー・ハンコックやブラッド・メルローといった、現代を代表するピアニストまで様々ご紹介させていただきました。

どの時代のピアニストも、魂のこもった素晴らしい演奏で、思わず心を奪われます。

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