皆さん、こんにちは。音楽ブロガーのベア三郎です。
洋楽好きは絶対に押さえておきたいおすすめの洋楽バンド!
この記事では、ロックとテクノの融合のまさに先駆者的な存在である「The Prodigy(プロディジー)」の代表曲についてお伝えします。
思わずニヤッとするような、どこかで聴いたことがあるサンプリングが盛りだくさんですよ。
The Prodigy(プロディジー)ってこんなバンド
・prog,key,syn リアム・ハウレット
・additional vocals、beatboxing マキシム
元メンバー
・lead vocals キース・フリント(2019年3月4日死去)
楽曲のすべてを担うリーダーのリアム・ハウレットを中心に、奇抜なヘアスタイルのキース・フリント、マキシムと共に1990年イギリスのエセックスで結成されました。
翌年にイギリスの超有名インディー・レコードレーベルである「XLレコーディングス」と契約して次々にシングルをリリース。
現在までに1992年の1stアルバム「Experience」から、2015年の6th『THE DAY IS MY ENEMYまで6作のアルバムを発表しています。
Voodoo People
疾走感のあるビートとゾクゾクするギターリフがたまらない。
この強烈なギターリフはNirvanaの「Very Ape」をサンプリングしたもの。ほかにもLed Zeppelinの「Whole Lotta Love」からたった2拍のギターリフを拝借していたりします。1994年リリースの2ndアルバム「Music for the Jilted Generation」収録。
収録アルバム
Charly
同2ndに収録。いい感じのアクセントになっている「チキチキドゥンタッ!チキチキドゥンタッ!チキチキドゥンタッ!」はあのJames Brownの「Godfather Runnin’ The Joint」からのサンプリング。
Out Of Space
続いてこちらも2ndアルバム「Music for the Jilted Generation」収録。こちらのサンプリングはジャマイカのレゲエミュージシャンMax Romeoの「Chase The Devil」とUltramagnetic MCsの「Critical Beatdown」を中心に構成されている。
Poison
サンプリングの定番中の定番「Amen Break」を用いた作品。これまた2ndアルバムから。うーん、2nd名曲多し!
「あー、これ聴いたことある」って感じの定番サウンドなのでサンプリング元も聴いておくといいです。
「The Winstons – Amen, Brother (1969)」
Firestarter
全世界で1000万枚売れた3rdアルバム「The Fat of the Land」より。キースの逆モヒカンがアツい。お気付きだろうか、なんとボーカルはサンプリングではなくキース本人。ドラムはTen Cityの「Devotion (The Voice Of Paradise Mix) 」からのサンプリング。
Breathe
こちらも同アルバムから。サンプリング元から明かすとThe Spencer Davis Groupの「I’m a Man」であり、曲全体の骨格を成す。これもキース本人がボーカルをつとめる。
Girls
4thアルバム「Always Outnumbered, Never Outgunned」より。印象的なシンセとファンクなベースが絡み合う1曲。結構好き。
Omen
5thアルバム「Invaders Must Die」の代表曲。Prodigyとしての代表曲とも言える。Prodigyでこのアルバムが一番好き。買うべし。
Nasty
最新アルバム「The Day Is My Enemy」の先行配信シングル。6枚目もとどまることを知らず攻撃的なサウンド。商業的なEDMポップミュージックに対抗したいんだとか。ロックだわw
まとめ・感想
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
クラシックの英才教育を受けて育ち、多感なハイスクール時代にクラブDJの経験を積んだリーダーのリアム。サンプリングを駆使した攻撃的なサウンドとは裏腹に、緻密に計算され尽くした構成にいつも驚かされます。
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